allow / permit / let の違い|「許可する」の英語使い分け
「許可する」を表すallow・permit・letは、フォーマル度と文法構造に明確な違いがあります。場面に応じた正しい選択で自然な英語を目指しましょう。
英語で「〜を許可する」「〜させる」と言いたいとき、allow・permit・letの3つの動詞が候補に挙がります。日本語ではすべて「許す」「させる」と訳せますが、フォーマル度に大きな差があり、文法構造も異なります。letは最もカジュアルで日常会話向き、allowは中間、permitは最もフォーマルで公式な場面に適しています。この記事では、3つの動詞の違いを文法・ニュアンス・使用場面の観点から詳しく解説します。
allow / permit / let 早わかり比較表
| 比較ポイント | allow | permit | let |
|---|---|---|---|
| フォーマル度 | 中間(日常〜ビジネス) | フォーマル(公式・法的文書) | カジュアル(日常会話) |
| 文法構造 | allow + 人 + to不定詞 | permit + 人 + to不定詞 | let + 人 + 原形(toなし) |
| 受動態 | よく使われる(be allowed to) | よく使われる(be permitted to) | 受動態にしない |
| 主な使用場面 | 一般的な許可・ルール説明 | 規則・法律・公式な許可 | カジュアルなお願い・提案 |
場面別の使い分け
友人に「行かせてよ」とカジュアルにお願いしたい
友人同士のカジュアルな場面ではletが最も自然です。
Let me go with you!
一緒に行かせてよ!
学校の規則を説明する「生徒は携帯電話を使うことが許可されていない」
規則の説明にはallowの受動態が適切です。permitほど堅くなく自然です。
Students are not allowed to use mobile phones in class.
授業中、生徒は携帯電話を使うことが許可されていません。
公式な看板や法的文書で「喫煙は禁止されています」と記載したい
法的・公式な禁止事項にはpermitの受動態が最もふさわしいです。
Smoking is not permitted in this area.
このエリアでの喫煙は禁止されています。
「お手伝いさせてください」と丁寧に申し出たい
「Let me + 動詞」は申し出や提案の定番フレーズです。
Let me help you with that.
お手伝いさせてください。
ビジネスメールで「ご確認いただけますようお願いします」と書きたい
ビジネスメールではallowが適度にフォーマルで自然です。
Please allow me to explain the situation.
状況をご説明させてください。
よくある間違い
Let me to help you.
Let me help you.
letの後は原形不定詞(toなし)です。allow/permitとは異なり、toは付けません。
I was let to go early.
I was allowed to go early.
letは受動態で使いません。受動態にする場合はallowedまたはpermittedを使います。
The teacher permitted us use the dictionary.
The teacher permitted us to use the dictionary.
permitの後は「人 + to不定詞」の構造です。letと違い、toが必要です。
letの使い方 - 日常会話の必須表現
allowの使い方 - バランスの良い中間表現
permitの使い方 - 公式・法的な場面で
よくある質問
Q.allow、permit、letの中で一番よく使うのはどれですか?
日常会話ではletが最も頻繁に使われます。書き言葉やルール説明ではallowが一般的です。permitは公式文書や法的な文脈に限られます。
Q.letの後にtoを付けてはいけないのはなぜですか?
letは使役動詞(make, have, letなど)の一つで、使役動詞の後には原形不定詞(toなし)が続くという英語の文法ルールがあるためです。allow/permitは一般動詞なのでto不定詞を取ります。
Q.be allowed to と be permitted to はどう使い分けますか?
意味はほぼ同じですが、be permitted toの方がフォーマルです。学校のルール説明にはbe allowed to、法律や公的機関の規則にはbe permitted toが適しています。
Q.「Let's go」のLet'sもletの一種ですか?
はい、Let's = Let usの短縮形で、letの使い方の一つです。ただし「提案」の意味に特化しており、「us(私たち)に〜させて」→「〜しよう」という意味になります。