2026年2月最新

anotherとother・the otherの違い|3語の使い分けを解説

another、other、the otherは日本語では全部「他の」と訳せますが、英語では指しているものが異なります。anotherは不特定の1つ、the otherは特定の残り1つ、otherは複数の他のもの。この3つの違いを整理しましょう。

「他の」を英語で言うとき、another、other、the otherのどれを使うかで迷う日本人学習者は多いです。anotherは「an + other」が合体した語で「不特定のもう1つ」、the otherは「特定の残り1つ」、otherは「他のもの(複数)」を指します。この記事では、それぞれの違いを具体的なシーンと例文で解説します。

another / other / the other 早わかり比較表

比較ポイントanotherotherthe other
意味もう一つ別の(不特定・単数)他の(不特定・複数)残りの一つ/残り全部(特定)
単数のみ複数(other + 複数名詞)単数または複数(the others)
冠詞an + otherが合体冠詞なしtheで特定
選択肢のイメージたくさんの中から別の1つある一部を除いた残り2つのうちの残り1つ

場面別の使い分け

1

コーヒーをおかわりしたい場面

BESTanother

「もう一杯」と不特定の追加を求めているので、anotherを使います。

Can I have another cup of coffee?

コーヒーをもう一杯いただけますか?

2

2つの手袋のうち、もう片方を探す場面

BESTthe other

手袋は2つで1組なので、残りの特定の1つを指すthe otherを使います。

I found one glove, but where is the other?

手袋を片方見つけたけど、もう片方はどこ?

3

他の選択肢もあることを伝える場面

BESTother

複数の不特定な選択肢を指しているので、otherを使います。

There are other options we can consider.

他にも検討できる選択肢があります。

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4

この色以外の色が欲しいと伝える場面

BESTanother

特定の色ではなく「別の1色」を求めているので、anotherです。

Do you have this in another color?

これの別の色はありますか?

5

クラスの半分が賛成、残り半分が反対の場面

BESTthe other

2つのグループのうち「残りの半分」を指すので、the otherを使います。

Half of the class agreed, and the other half disagreed.

クラスの半分が賛成し、残りの半分が反対した。

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よくある間違い

I want other cup of coffee. (もう一杯、のつもりで)

I want another cup of coffee.

「もう1つ」と単数を指す場合はanotherです。otherは複数名詞と使うのが基本です。

Where is another one? (2つのうちの残り1つ、のつもりで)

Where is the other one?

2つのうちの残りの特定の1つを指す場合は、the otherを使います。anotherは不特定の「別の1つ」です。

I have the other questions. (他にもいくつか質問がある、のつもりで)

I have other questions. / I have some more questions.

不特定の「他の質問」を指す場合はother questionsです。the otherは「残り全部の」という特定の意味になります。

another = an + other(不特定の1つ)

anotherは「an + other」が1語になったもので、「不特定のもう1つ」を意味します。重要なのは単数名詞としか使えないことです。「another book」「another chance」「another day」のように使います。「もう1つ追加で」「別のやつ」というニュアンスで、選択肢がたくさんある中から1つを指すイメージです。

the otherは「特定の残り」

the otherはtheがついているので「特定されている残り」を意味します。2つのうちの残り1つ(the other hand)、あるグループの残り全部(the other students=残りの生徒全員)のどちらにも使えます。複数形のthe othersは「残りの人たち」を指す代名詞として使います。

otherは形容詞として複数名詞と使う

冠詞なしのotherは形容詞として複数名詞の前に置きます。「other countries(他の国々)」「other people(他の人々)」のように使います。othersは代名詞で「他の人たち・もの」を意味します。「Some people like coffee; others prefer tea.」(コーヒーが好きな人もいれば、紅茶を好む人もいる)のように使います。

よくある質問

Q.anotherとthe otherの一番の違いは?
A.

anotherは「不特定のもう1つ」、the otherは「特定の残り1つ」です。選択肢が多い中の別の1つならanother、2つのうちの残りならthe otherです。

Q.othersとthe othersの違いは?
A.

othersは「不特定の他の人たち」、the othersは「特定の残りの人たち全員」です。「Some agreed, others didn't.」は不特定、「Some agreed, the others didn't.」は残り全員を指します。

Q.another + 複数名詞は使えますか?
A.

数字と一緒なら使えます。「another three days(あと3日)」「another 10 minutes(あと10分)」のように、数量を追加する表現では複数名詞もOKです。

Q.each otherのotherは同じ用法ですか?
A.

each otherは「お互いに」という慣用表現で、otherの通常の用法とは異なります。「They helped each other.」(彼らはお互いに助け合った)のように使います。

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