comeとgoの違い|方向の基準を例文で完全理解
come=来る、go=行くと覚えていませんか?実は英語のcomeは「聞き手のところへ向かう」意味でも使い、日本語の「行く」に当たることがあります。方向の基準を正しく理解しましょう。
日本語では「来る=話し手の方へ」「行く=話し手から離れる」とシンプルですが、英語のcomeは「話し手または聞き手のところへ近づく」動きを表します。そのため、日本語で「行く」と言いたい場面でもcomeが正しいケースがあります。この記事では、comeとgoの方向の基準を明確にし、日本人が間違えやすいポイントを徹底解説します。
come / go 早わかり比較表
| 比較ポイント | come | go |
|---|---|---|
| 基本の方向 | 話し手または聞き手に近づく方向 | 話し手・聞き手から離れる方向 |
| 日本語との対応 | 来る(ただし「行く」の場面でも使う) | 行く |
| 過去形 | came | went |
| 「一緒に行こう」の表現 | Come with me.(話し手と一緒に来て) | Let's go.(一緒に行こう=離れる方向) |
場面別の使い分け
友人に「今からそっちに行くよ」と電話で伝える
聞き手のいる場所に近づく方向なので、日本語では「行く」でも英語ではcomeを使う。これが日本人が最も間違えやすいポイント。
I'm coming to your place now.
今からそっちに行くよ。
「明日映画を観に行こう」と提案する
話し手も聞き手も今いない場所(映画館)に向かうので、両者から離れる方向のgoを使う。
Let's go to the movies tomorrow.
明日映画を観に行こうよ。
上司に「会議に出席します」と伝える
上司(聞き手)がいる会議に近づく方向なのでcomeが自然。goだと上司が会議に出ないような印象になる。
I'll come to the meeting at 3 p.m.
3時の会議に出席します。
「もう帰らないと」と言ってその場を離れる
今いる場所から離れる動きなのでgoを使う。
I have to go now. See you later!
もう行かないと。またね!
ドアをノックされて「どうぞ入って」と言う
話し手のいる室内に近づく方向なのでcome in。go inとは言わない。
Come in! The door is open.
どうぞ入って!ドアは開いてますよ。
よくある間違い
I'll go to your house tonight. (電話で相手に言う場合)
I'll come to your house tonight.
聞き手がいる場所に向かうのでcomeが正しい。日本語の「行く」につられてgoを使うのは典型的な間違いです。
The bus is going. Hurry up!
The bus is coming. Hurry up!
バスが話し手のいる場所に近づいてくる状況ではcomingが正しい。goingだとバスが去っていく意味になります。
Can you go here for a moment?
Can you come here for a moment?
話し手のところに来てほしいのでcome hereが正しい。go hereとは言いません。
日本語と英語で「行く」の感覚が違う理由
come / goを使った句動詞の使い分け
come / goを使った日常会話の定番フレーズ
よくある質問
Q.「夢が叶う」はcome trueとgo trueどちらですか?
come trueが正しい表現です。夢が実現に近づいてくる(come)イメージです。go trueという表現は存在しません。My dream came true.(夢が叶った)
Q.go homeなのにcome homeなのはなぜですか?
go homeは「(今いる場所から)家に向かう」、come homeは「(外出先から)家に帰ってくる」です。家にいる人の視点ではcome home、外にいる人の視点ではgo homeになります。Welcome home!(おかえり)のように迎える側の表現もcomeの方向です。
Q.come to と go to はどう使い分けますか?
聞き手がいる場所に向かうならcome to、聞き手も話し手もいない第三の場所に向かうならgo toが基本です。ただし口語では厳密に区別されない場合もあります。
Q.comingとgoingの進行形での違いは?
I'm coming.は「今向かっている(近づいている)」、I'm going.は「今出発する(離れる)」です。誰かに呼ばれてI'm coming!(今行く!)と答えるのは、相手に近づく方向だからcomeを使います。