2026年2月最新

couldとwas able toの違い|過去の能力と達成を例文で解説

couldとwas able toはどちらも「〜できた」と訳されますが、英語では重要な違いがあります。couldは過去の一般的な能力、was able toは特定の場面で実際にできたことを表します。

日本語の「〜できた」は1つの表現で済みますが、英語ではcouldとwas able toを使い分ける必要があります。couldは過去に一般的に持っていた能力(いつでもできた)を表し、was able toは特定の状況で実際に成功したことを表します。この区別は英語学習の中級レベルで必ず問われるポイントです。

could / was able to 早わかり比較表

比較ポイントcouldwas able to
表す内容過去の一般的な能力(habitual ability)特定の場面での達成(specific achievement)
時間的な範囲ある期間にわたる能力(子どもの頃、以前は)特定の1回の出来事
否定形couldn't(一般的・特定の場面どちらもOK)wasn't able to(特定の場面で使うことが多い)
置き換え可能性一般的能力ではwas able toに置き換え可能特定の達成ではcouldに置き換え不可

場面別の使い分け

1

「子どもの頃は速く走れた」と昔の能力を述べる

BESTcould

過去の一般的な能力を表すのでcouldが自然。was able toも文法的に正しい。

I could run very fast when I was a child.

子どもの頃はとても速く走れた。

2

「昨日の試験に合格できた」と特定の達成を報告する

BESTwas able to

特定の1回の出来事で実際に成功したのでwas able toを使う。couldは不適切。

I was able to pass the exam yesterday.

昨日の試験に合格できた。

3

「祖母は3カ国語を話せた」と故人の能力を述べる

BESTcould

長期間にわたる一般的な能力なのでcouldが自然。

My grandmother could speak three languages.

祖母は3カ国語を話せた。

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4

「火事から逃げることができた」と特定の出来事を報告する

BESTwas able to

特定の危機的状況で実際に成功したことを表すのでwas able to。managed toも可。

Fortunately, everyone was able to escape from the fire.

幸い、全員が火事から逃げることができた。

5

「昨日は何も見えなかった」と否定文で述べる

BESTcould

否定文ではcouldとwas able toの区別がなくなり、couldn'tで特定の場面にも使える。

It was so foggy that I couldn't see anything.

霧が濃すぎて何も見えなかった。

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よくある間違い

After hours of trying, I could fix the computer.

After hours of trying, I was able to fix the computer.

特定の1回の成功体験にはcouldは使えません。was able toまたはmanaged toを使いましょう。

She was able to play the piano when she was young.

She could play the piano when she was young.

過去の一般的な能力にはcouldが自然です。was able toも文法的には正しいですが、不自然に聞こえます。

I could find my keys this morning. (特定の出来事)

I was able to find my keys this morning.

今朝鍵を見つけたという特定の出来事にはwas able toを使います。couldだと「見つける能力があった(けど見つけたかは不明)」のような曖昧さが生じます。

否定文ではcouldもwas able toも使える理由

肯定文ではcouldとwas able toの区別が重要ですが、否定文ではこの区別がなくなります。couldn't = wasn't able toで、どちらも「できなかった」を表します。I couldn't open the door.とI wasn't able to open the door.は同じ意味です。これは、「できなかった」は能力の有無も特定の失敗も同じ表現で済むためです。

managed toとの使い分け

managed toは「苦労して何とかできた」というニュアンスで、was able toに近い使い方をします。ただしmanaged toは困難を乗り越えたという含みが強く、I managed to catch the last train.(何とか終電に間に合った)のように達成感・安堵感を伴います。was able toはより中立的な表現です。couldは一般的能力なので、managed toの代わりには使えません。

couldの他の用法(仮定・丁寧・推量)

couldは「〜できた」以外にも重要な用法があります。仮定法:I could help you if I had time.(時間があれば手伝えるのに)。丁寧な依頼:Could you help me?(手伝っていただけますか?)。推量:It could rain tomorrow.(明日雨が降るかもしれない)。文脈によってcouldの意味が大きく変わるので注意しましょう。

よくある質問

Q.seeやhearなどの知覚動詞ではcouldを使えますか?
A.

はい。see, hear, smell, taste, feelなどの知覚動詞は例外で、特定の場面でもcouldを使えます。I could see the mountain from my hotel room.(ホテルの部屋から山が見えた)。知覚動詞は「能力」というより「状態」に近いためです。

Q.could have doneとwas able toの違いは?
A.

could have doneは「〜できたのにしなかった」(実現しなかった可能性)、was able toは「〜できた」(実際にした)です。I could have passed the exam.(合格できたのに=しなかった)、I was able to pass the exam.(合格できた=実際に合格した)。

Q.can / be able toの現在形でも違いはありますか?
A.

現在形ではcanとbe able toはほぼ同じ意味で、canの方が日常的です。ただし、will be able to(将来〜できるようになる)のように他の助動詞と組み合わせる場合はbe able toを使います。canとwillは並べられません。

Q.couldとwas able toの違いはテストに出ますか?
A.

英検・TOEIC・大学入試で頻出のテーマです。特に「特定の1回の成功にはcouldを使えない」というルールが問われます。After a long search, he _____ find the document.の空欄にはwas able toが正解です。

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