2026年2月最新

「どうぞ」の英語表現6選 | 場面別の使い分けと例文で解説

日本語の「どうぞ」は物を渡す・席を勧める・許可するなど幅広い場面で使えますが、英語では場面ごとに最適な表現が異なります。

「どうぞ」は日本語の中でも特に多義的な言葉です。物を手渡すとき、席に座るよう促すとき、相手に先を譲るとき、許可を与えるとき、自由にしてよいと伝えるときなど、さまざまな場面で使われます。英語にはこれに直接対応する単語がないため、状況に応じて適切な表現を選ぶ必要があります。

どうぞ」の英語表現

1

Here you go.

ヒア ユー ゴー

カジュアル

物を手渡すとき

Here you go. Your coffee is ready.

どうぞ。コーヒーができましたよ。

Here you go. I printed the document for you.

どうぞ。書類を印刷しておきました。

Here you go. That'll be five dollars.

はい、どうぞ。5ドルになります。

Point物を手渡すときの「はい、どうぞ」に最も近い表現。カジュアルで日常的に頻繁に使われます。Here you are. はやや丁寧な同義表現です。

2

Go ahead.

ゴー アヘッド

ニュートラル

相手に許可を与える・先を譲る場面

Go ahead, take a seat anywhere you like.

どうぞ、お好きな席にお座りください。

Can I use your phone? — Sure, go ahead.

電話借りていい? — もちろん、どうぞ。

Go ahead. After you.

どうぞ。お先にどうぞ。

Point「どうぞ(やってください)」「お先にどうぞ」の意味。許可を与えたり、相手に先を譲ったりする場面で幅広く使えます。

3

Please, have a seat.

プリーズ ハブ ア シート

フォーマル

席に座るよう促すフォーマルな場面

Please, have a seat. The doctor will be with you shortly.

どうぞお掛けください。先生がまもなく参ります。

Please, have a seat. Can I get you anything to drink?

どうぞお座りください。何かお飲み物はいかがですか?

Please, have a seat and make yourself comfortable.

どうぞお座りになって、おくつろぎください。

Pointお客様や訪問者を席に案内するときの丁寧な表現。Please sit down. より丁寧で、ビジネスや接客で使われます。

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4

Help yourself.

ヘルプ ユアセルフ

カジュアル

食べ物や飲み物を自由に取ってよいと伝えるとき

There's cake on the table. Help yourself!

テーブルにケーキがあるから、どうぞ自由に食べてね。

Help yourself to some coffee.

コーヒーをどうぞご自由に。

Please help yourself. There's plenty of food.

どうぞお召し上がりください。食べ物はたくさんあります。

Point「ご自由にどうぞ」の意味。食事やパーティーの場面で、遠慮せず自由に取ってよいと伝えます。

5

After you.

アフター ユー

フォーマル

ドアや通路で相手に先を譲るとき

After you. (ドアを開けて)

お先にどうぞ。

After you. I'm in no hurry.

どうぞお先に。急いでいませんから。

No, no, after you, please.

いえいえ、お先にどうぞ。

Point「お先にどうぞ」の意味。ドアの前やエレベーターの乗り降りで相手を先に通す紳士的な表現。Go ahead. より丁寧でフォーマルです。

6

Feel free to ~

フィール フリー トゥ

ニュートラル

自由にしてよいと許可するとき

Feel free to ask if you have any questions.

質問があればどうぞお気軽にどうぞ。

Feel free to use the Wi-Fi. The password is on the wall.

Wi-Fiはどうぞご自由に。パスワードは壁に貼ってあります。

Feel free to come by anytime.

いつでもどうぞ遊びに来てください。

Point「どうぞご自由に」「遠慮なく~してください」の意味。相手に気兼ねなく行動してよいと伝える表現で、ビジネスでも日常でも使えます。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
Here you go.カジュアル物を手渡すとき「はい、どうぞ」の最も一般的な表現
Go ahead.ニュートラル許可・先を譲る場面「やってください」「お先に」
Please, have a seat.フォーマル席に案内する場面丁寧に座るよう促す
Help yourself.カジュアル食べ物・飲み物を勧める場面「ご自由にどうぞ」
After you.フォーマルドアや通路で譲る場面紳士的に先を譲る表現
Feel free to ~ニュートラル自由に行動してよいと伝える「遠慮なくどうぞ」

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よくある間違い

Please. (物を渡すとき)

Here you go. / Here you are.

日本語の「どうぞ」に引きずられて Please. とだけ言う人がいますが、英語で物を渡すときは Here you go. が自然です。Please. だけでは文として不完全に聞こえます。

You're welcome to sit down. (初対面で)

Please, have a seat.

You're welcome to ~ は「~してもいいですよ」と許可する表現で、直接的に勧める場面ではやや回りくどいです。Please, have a seat. の方が明確で親切です。

Please eat. (食事を勧めるとき)

Help yourself. / Please, go ahead and eat.

Please eat. は命令形で少し強制的に聞こえます。食事を勧めるなら Help yourself. や Please, go ahead. が自然です。

「どうぞ」が持つ5つの意味と英語の対応表

日本語の「どうぞ」は少なくとも5つの場面で使われます。(1) 物を渡すとき → Here you go. / Here you are. (2) 許可するとき → Go ahead. / Sure. (3) 席を勧めるとき → Please, have a seat. (4) 食べ物を勧めるとき → Help yourself. (5) 先を譲るとき → After you. それぞれ英語が異なるため、「どうぞ=Please」と覚えるのではなく、場面で使い分けることが重要です。

Here you go と Here you are の違い

どちらも物を渡すときの「はい、どうぞ」ですが、Here you go. はカジュアルで日常的、Here you are. はやや丁寧です。カフェの店員が注文品を渡すなら Here you go.、ホテルのフロントが鍵を渡すなら Here you are. のように使い分けます。実際にはどちらを使っても問題ないほど差は小さいですが、ニュアンスの違いを知っておくと表現に幅が出ます。

よくある質問

Q.「どうぞ」は英語で Please ですか?
A.

Please は「どうぞ」の一部の意味しかカバーしません。物を渡すときは Here you go.、許可するときは Go ahead.、先を譲るときは After you. など、場面で使い分けます。Please は依頼に丁寧さを加える言葉で、単体では「どうぞ」の代わりにはなりにくいです。

Q.お客様に「どうぞお入りください」は?
A.

Please come in. が最も一般的です。より丁寧にするなら Please, come right in. や Welcome. Please come in and make yourself at home. と言えます。

Q.「どうぞよろしくお願いします」は英語でどう言いますか?
A.

英語に直訳できない日本語のひとつです。初対面なら Nice to meet you.、仕事を頼むなら I'm counting on you. や Thank you in advance.、メールの締めなら Thank you for your cooperation. が近い表現です。

Q.「どうぞお気をつけて」は英語で?
A.

Take care. が最もよく使われます。旅行に行く人には Have a safe trip.、外出する人には Stay safe. や Be careful. なども使えます。

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