eachとeveryの違い|個別vs全体のニュアンスを例文で解説
eachとeveryはどちらも「それぞれの」「すべての」と訳せますが、ニュアンスが異なります。eachは個々に注目、everyは全体に注目。この違いを理解すれば、より正確な英語表現ができるようになります。
eachとeveryは日本語に訳すとどちらも「それぞれの」「すべての」になりがちですが、英語では視点が異なります。eachは「一つひとつを個別に見ている」、everyは「グループ全体をまとめて見ている」イメージです。2つしかない場合はeachのみ使え、everyは3つ以上のグループに対して使います。この記事でその違いを例文とともに解説します。
each / every 早わかり比較表
| 比較ポイント | each | every |
|---|---|---|
| 視点 | 個々に注目(一つひとつ) | 全体に注目(全部まとめて) |
| 使える数 | 2つ以上(2つでもOK) | 3つ以上 |
| 品詞 | 形容詞・代名詞として使える | 形容詞としてのみ使える |
| each of / every one of | each of the students | every one of the students |
場面別の使い分け
教室で生徒一人ひとりにプリントを配る場面
一人ひとりに個別に配るという動作に注目しているので、eachを使います。
Each student received a handout.
生徒一人ひとりにプリントが配られた。
全員が試験に合格したことを報告する場面
「全員が」というグループ全体の結果に注目しているので、everyを使います。
Every student passed the exam.
全員が試験に合格した。
夫婦それぞれの意見を聞く場面
2人の場合はeachのみ使えます。everyは3つ以上の場合に使います。
Each of them had a different opinion.
二人それぞれに違う意見があった。
毎朝ジョギングする習慣を伝える場面
「毎朝」という繰り返しの全体を表すので、everyを使います。
I go jogging every morning.
毎朝ジョギングをしています。
商品一つひとつを検品する場面
一つひとつ個別に確認するプロセスに注目しているので、eachが適切です。
We inspect each product before shipping.
出荷前に製品を一つひとつ検品します。
よくある間違い
Every of the students passed.
Every one of the students passed. / Each of the students passed.
everyは直接ofと組み合わせられません。every one ofまたはeach ofを使います。
Every side of the coin is different. (コインの両面、のつもりで)
Each side of the coin is different.
コインの面は2つしかないので、3つ以上で使うeveryではなく、eachを使います。
I gave them each books. (それぞれに本を1冊ずつ、のつもりで)
I gave each of them a book.
eachは単数扱いなので、名詞も単数形にします。「一人ひとりに1冊ずつ」ならa bookです。
eachは個別、everyは全体
eachは代名詞としても使える
every + 時間表現で「毎〜」を表す
よくある質問
Q.eachとeveryの一番の違いは何ですか?
eachは「一つひとつ個別に」、everyは「全体をまとめて」というニュアンスの違いがあります。また、eachは2つから使えますが、everyは3つ以上で使います。
Q.every dayとeach dayの違いは?
ほぼ同じ意味ですが、every dayは「毎日(日課として)」、each dayは「一日一日(個々の日に注目)」というニュアンスです。日常会話ではevery dayがより一般的です。
Q.each otherとevery otherの違いは?
each otherは「お互いに」(They love each other.)、every otherは「1つおきに」(every other day=1日おきに)という全く異なる意味です。
Q.eachとeveryの後の動詞は単数形ですか?
はい、どちらも後に続く動詞は単数形です。「Each student has...」「Every student has...」のようにhas/isを使います。