「頑張って」を英語で言うと?場面別6フレーズを例文付きで解説
日本語の「頑張って」は応援・激励の万能フレーズですが、英語では場面や相手によって使い分けが必要です。試験前の応援、仕事での激励、落ち込んでいる人への声かけなど、シーンに合った表現を身につけましょう。
日本語の「頑張って」は、試験前の応援から仕事の激励、スポーツの声援まで幅広く使える便利な言葉です。しかし英語には「頑張って」にぴったり対応する一語がなく、状況に応じて異なるフレーズを使い分ける必要があります。この記事では、ネイティブスピーカーが日常的に使う「頑張って」に相当する6つの英語表現を、具体的な例文とともに紹介します。
「頑張って」の英語表現
Good luck
グッドラック
試験・面接・発表など、結果が不確定な挑戦の前に使う応援フレーズ
Good luck on your exam tomorrow!
明日の試験、頑張ってね!
Good luck with your job interview. I'm sure you'll do great.
就職面接、頑張って。きっとうまくいくよ。
Good luck out there!
頑張ってきてね!
Point最も一般的な「頑張って」の英訳。運や結果に左右される場面で使います。日常会話からビジネスまで幅広く使えますが、努力よりも「幸運を祈る」ニュアンスが強い点に注意。
Do your best
ドゥー ユア ベスト
全力を尽くしてほしい場面や、結果よりプロセスを重視する激励
Just do your best. That's all anyone can ask for.
ベストを尽くせばいいよ。それ以上は誰も求めないから。
Do your best in the competition today!
今日の大会、全力で頑張って!
Point日本語の「頑張って」に最も近い直訳ですが、英語では場面によっては上から目線に聞こえることも。友人や子どもへの声かけに適しています。ビジネスでは目上の人に対して使うのは避けましょう。
Hang in there
ハング イン ゼア
困難な状況にいる人を励ます時や、辛い時期を乗り越えてほしい時
I know it's tough, but hang in there.
大変なのはわかるけど、頑張って耐えて。
Hang in there! The project deadline is almost here.
もう少しだから頑張って!プロジェクトの締め切りはもうすぐだよ。
Hang in there, buddy. Things will get better.
頑張れよ。きっとよくなるから。
Point「辛いけど耐えて」「もう少し頑張って」というニュアンス。すでに困難な状況にいる人を励ます時に使います。これから挑戦する人よりも、今まさに苦しんでいる人に向けた表現です。
You can do it
ユー キャン ドゥー イット
自信をなくしている人や、不安を感じている人への力強い応援
Don't worry. You can do it!
心配しないで。君ならできるよ!
I believe in you. You can do it!
あなたを信じてるよ。頑張って!
Point「あなたならできる」と相手の能力を信じていることを伝える表現。自信がない人を勇気づける時に効果的です。シンプルですが、非常に力強い励ましの言葉です。
Keep it up
キープ イット アップ
すでに努力している人に対して、その調子で続けてほしい時
Great progress! Keep it up!
すごい進歩だね!その調子で頑張って!
You're doing well. Keep it up and you'll reach your goal.
順調だよ。その調子で頑張れば目標に届くよ。
Your English is improving so much. Keep it up!
英語がすごく上達してるね。その調子で頑張って!
Point「その調子で続けて」という意味で、すでに成果が出ている人への声かけ。これから始める人ではなく、すでに努力中の人に対して使います。褒めながら応援する表現です。
Go for it
ゴー フォー イット
新しい挑戦や決断に迷っている人への後押し
You should apply for that job. Go for it!
その仕事に応募すべきだよ。頑張ってやってみて!
If you want to study abroad, go for it!
留学したいなら、思い切ってやってみなよ!
Point「思い切ってやってみて」「挑戦してみて」というニュアンス。迷っている人の背中を押す表現です。応援というよりも、行動を促す意味合いが強いフレーズです。
使い分け比較表
| 表現 | レベル | 使用場面 | ニュアンス |
|---|---|---|---|
| Good luck | ニュートラル | 試験・面接の前 | 幸運を祈る気持ちを込めた定番の応援 |
| Do your best | ニュートラル | スポーツ・発表会 | 全力を出してほしい時の直接的な激励 |
| Hang in there | カジュアル | 仕事が辛い時・困難な状況 | 苦しい状況を耐えて乗り越えてほしい時 |
| You can do it | カジュアル | 自信をなくしている場面 | 相手の能力を信じている力強い応援 |
| Keep it up | カジュアル | 努力が実を結び始めた時 | 今の努力を続けてほしい時の褒め+応援 |
| Go for it | カジュアル | 新しい挑戦・決断の前 | 迷っている人の背中を押す後押し |
よくある間違い
Fight!
Good luck! / You can do it!
日本語では「ファイト!」が応援の定番ですが、英語のFight!は「戦え」「喧嘩しろ」という意味になり、応援としては通じません。代わりにGood luck!やYou can do it!を使いましょう。
Please do your best.
Do your best! / Just do your best.
Pleaseをつけると丁寧になるように思えますが、「お願いだから頑張って」と懇願するようなニュアンスになり不自然です。応援の場面ではPleaseは不要です。
I'll do my best. (相手への応援として)
You can do it! / I believe in you!
「I'll do my best」は自分自身に対して使う表現です。相手を応援する時は主語をYouにして「You can do it!」と言いましょう。
「頑張って」を英語で伝えるコツ
ビジネスシーンでの「頑張って」の伝え方
よくある質問
Q.「頑張って」を英語で一言で言うと?
最も一般的なのは「Good luck!」です。試験、面接、大事な場面の前に幅広く使えます。ただし「運を祈る」ニュアンスなので、努力を強調したい場合は「You can do it!」がおすすめです。
Q.「ファイト!」は英語として通じますか?
通じません。英語の「Fight!」は「戦え」「喧嘩しろ」という意味で、日本語の応援の「ファイト!」とは全く異なります。代わりに「You can do it!」「Go for it!」を使いましょう。
Q.ビジネスメールで「頑張ってください」と伝えるには?
「Best of luck with your project.」や「I'm confident it will go well.」が適切です。カジュアルな「Hang in there」はビジネスメールでは避けましょう。
Q.自分に対して「頑張ります」と言う英語は?
「I'll do my best.」(ベストを尽くします)が最も一般的です。よりカジュアルには「I'll give it my all.」(全力でやります)も使えます。
Q.落ち込んでいる人に「頑張って」と言いたい時は?
「Hang in there.」(耐えて頑張って)や「Things will get better.」(きっとよくなるよ)が適切です。落ち込んでいる人に「Do your best」と言うとプレッシャーになることがあるので注意しましょう。