2026年2月最新

hearとlistenの違い|「聞く」の使い分けを例文で解説

hearとlistenの違いを場面別に徹底解説。前置詞の有無、進行形の使い方、日本人が間違えやすいポイントも紹介します。

日本語の「聞く」は1つの単語で済みますが、英語ではhearとlistenを場面によって使い分ける必要があります。hearは音が自然に耳に入ること(受動的)、listenは意識的に注意を向けて聞くこと(能動的)を表します。この違いは日本語の「聞こえる」と「聴く」の関係に近いです。前置詞の使い方にも明確な違いがあるため、合わせて覚えましょう。

hear / listen 早わかり比較表

比較ポイントhearlisten
意味自然に耳に入る(受動的)意識的に聞く(能動的)
フォーマル度フォーマル・カジュアル両方フォーマル・カジュアル両方
前置詞hear + 目的語(前置詞なし)listen to + 目的語(toが必要)
ニュアンス意図なく音が入ってくる注意を払って聞こうとする
進行形通常は進行形にしない(状態動詞)進行形にできる(動作動詞)

場面別の使い分け

1

隣の部屋から音楽が聞こえてきた

BESThear

意図せず音が耳に入ったので、hearが適切です。

I can hear music coming from the next room.

隣の部屋から音楽が聞こえる。

2

好きなアーティストの新曲を集中して聴く

BESTlisten

意識的に音楽に注意を向けて聴くのでlistenを使います。

I'm listening to the new album right now.

今、新しいアルバムを聴いているところです。

3

先生が「よく聞きなさい」と生徒に言う

BESTlisten

注意を払って聞くよう指示する場面ではlistenを使います。

Listen carefully to the instructions.

指示をよく聞きなさい。

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4

友人から驚くニュースを聞いた

BESThear

情報を「耳にする」「知る」という意味ではhearを使います。

I heard that you're getting married. Congratulations!

結婚するって聞いたよ。おめでとう!

5

英語のポッドキャストで勉強する

BESTlisten

学習目的で意識的に聞く行為にはlistenが適切です。

I listen to English podcasts every morning.

毎朝英語のポッドキャストを聴いています。

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よくある間違い

I was listening a strange noise.

I heard a strange noise. / I was listening to a strange noise.

listenには必ずtoが必要です(listen to + 目的語)。また、意図せず音が聞こえた場合はhearを使うのが自然です。

Please hear me carefully.

Please listen to me carefully.

「注意して聞いてください」と依頼するときはlistenを使います。hearは意識的な行為ではないため、命令文には不向きです。

I am hearing the birds singing.

I can hear the birds singing.

hearは状態動詞なので通常は進行形にしません。「聞こえている」はcan hearで表します。

hearの基本的な意味と使い方

hearは音や情報が自然に耳に入ることを表す動詞です。意図や努力は含みません。主な用法は以下の通りです。(1) 音が聞こえる:I can hear someone knocking on the door.(誰かがドアをノックしているのが聞こえる。) (2) 情報を耳にする:I heard the news this morning.(今朝そのニュースを聞いた。) (3) hear from = 連絡をもらう:Have you heard from Tom lately?(最近トムから連絡あった?) (4) hear of = 〜について聞いたことがある:I've never heard of that restaurant.(そのレストランは聞いたことがない。)hearは状態動詞なので、通常は進行形にせずcan hearを使います。

listenの基本的な意味と使い方

listenは意識的に注意を向けて聞く行為を表します。主な用法は以下の通りです。(1) listen to + 対象:I listen to the radio every morning.(毎朝ラジオを聴く。) (2) 命令文:Listen! I have something important to tell you.(聞いて!大事なことがある。) (3) listen for = 〜を聞き取ろうとする:Listen for the doorbell.(ドアベルが鳴ったら気づくようにしてね。)listenは動作動詞なので進行形にできます:I'm listening to a podcast.(ポッドキャストを聴いているところ。)

hearとlistenの使い分け判断基準

使い分けの基本は「意図的かどうか」です。自分から聞こうとしていない → hear(聞こえる)。自分から聞こうとしている → listen(聴く)。例:I heard a bird singing outside.(外で鳥が鳴いているのが聞こえた。)→ たまたま聞こえた。I was listening to the bird singing outside.(外で鳴いている鳥の声を聴いていた。)→ 意識的に聞いていた。この区別は日本語の「聞こえる」vs「聴く」にほぼ対応します。

hearとlistenを含む重要イディオム

hear: hear from(連絡をもらう)、hear of(について聞く)、hear out(最後まで聞く)、I hear you(わかるよ/同感だ)。listen: listen to(〜を聴く)、listen for(〜を聞き取ろうとする)、listen in(盗み聞きする)、listen up(よく聞け)。特にhear fromとlisten toは日常会話で頻出するため、必ず覚えましょう。

よくある質問

Q.hearは進行形にできないのですか?
A.

hearは基本的に状態動詞なので進行形にしません。「聞こえる」はI can hearで表します。ただし「裁判で審理する」という意味のhearや、カジュアルな口語ではI'm hearing...が使われることもあります。

Q.listen toのtoを忘れがちです。何か覚え方はありますか?
A.

「listen = 耳を傾ける」と覚え、「何に(to)」耳を傾けるのかをセットで考えましょう。hearは直接音が入ってくるから前置詞不要、listenは自分から対象に向かうからtoで繋ぐ、というイメージです。

Q.hear aboutとhear ofの違いは何ですか?
A.

hear ofは存在を知っている(I've heard of that company. = その会社は聞いたことがある)、hear aboutはより詳しい情報を聞く(I heard about the accident. = その事故のことを聞いた)です。ofは「名前を知っている」程度、aboutは「内容を知っている」ニュアンスです。

Q.音楽を「聞く」はhearとlistenのどちらですか?
A.

状況によります。BGMとして自然に耳に入る場合はhear、集中して音楽を楽しむ場合はlisten toです。「毎日音楽を聴く」はI listen to music every day、「隣から音楽が聞こえる」はI can hear music from next doorです。

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