2026年2月最新

high と tall の違い|「高い」の英語使い分けを例文で解説

日本語の「高い」は万能ですが、英語ではhighとtallを明確に使い分けます。人にはtall、空中の位置にはhighが基本ルールです。

日本語では「高い山」「背が高い人」「高い値段」すべてに「高い」を使えますが、英語ではhighとtallを使い分ける必要があります。tallは「地面から上に向かって細長く伸びているもの」に使い、highは「地面から離れた位置にあるもの」や「数値・程度が高いもの」に使います。この記事では、この2つの形容詞の核心的な違いと、迷いやすいケースについて詳しく解説します。

high / tall 早わかり比較表

比較ポイントhightall
基本イメージ地面から離れた位置 / 数値が大きい地面から上に細長く伸びている
人について使わない(身長には不可)使う(She is tall.)
建物について使える(a high building)使える(a tall building)
抽象的な意味高い(値段・温度・品質・地位など)抽象的な意味ではほぼ使わない
反対語lowshort

場面別の使い分け

1

「彼女は背が高い」と人の身長について述べたい

BESTtall

人の身長には必ずtallを使います。highは人には使いません。

She is very tall for her age.

彼女は年齢の割にとても背が高い。

2

「飛行機が高い位置を飛んでいる」と言いたい

BESThigh

地面から離れた空中の位置を表すにはhighを使います。

The plane is flying very high.

飛行機がとても高い位置を飛んでいます。

3

「あの木はとても高い」と地面から伸びる木について言いたい

BESTtall

地面から上に伸びる細長いものにはtallを使います。木はtallの代表的な対象です。

That tree is incredibly tall.

あの木は信じられないほど高い。

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4

「東京は物価が高い」と値段について述べたい

BESThigh

数値や価格が「高い」にはhighを使います。tallは数値には使いません。

The cost of living in Tokyo is quite high.

東京の生活費はかなり高いです。

5

「高い崖の上に家がある」と言いたい

BESThigh

崖のように地面から切り立った構造で、その上の位置を強調する場合はhighが自然です。

There is a house on the high cliff.

高い崖の上に家があります。

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よくある間違い

He is very high. (背が高い、という意味で)

He is very tall.

人の身長にhighは使えません。He is highだと「彼は酔っている/ハイになっている」というスラングの意味になってしまいます。

The price is tall.

The price is high.

値段・温度・確率などの数値的な「高さ」にはhighを使います。tallは物理的な高さにしか使えません。

Mt. Fuji is a tall mountain.

Mt. Fuji is a high mountain.

山は一般的にhighで表現します。tallは「細長く上に伸びる」イメージなので、山のような広い底面を持つものにはhighが適切です。

tallを使うもの - 人・木・建物

tallは「地面に根付いていて、上に向かって細長く伸びている」ものに使います。代表的なのは人(a tall man)、木(a tall tree)、建物(a tall building)です。建物の場合はhighも使えますが、tallは「縦に長いシルエット」を強調します。a tall glass of water(背の高いグラスに入った水)のように、細長い形状の物にも使います。反対語はshortです。

highを使うもの - 位置・数値・程度

highは「地面から離れた位置にある」もの、または「数値・程度が大きい」ものに使います。物理的な位置(high altitude / a high shelf)、数値(high temperature / high price / high speed)、程度(high quality / high risk / high priority)など、用途は非常に広いです。山もhigh mountain(標高が高い)と表現します。また、high heels(ハイヒール)、high school(高校)のように複合語にも多数使われます。反対語はlowです。

highとtallの両方使える場合

建物や壁など、一部の対象にはhighもtallも使えますが、ニュアンスが微妙に異なります。a tall buildingは「縦に長い建物」のシルエットを強調し、a high buildingは「高い位置にある(高層の)建物」を強調します。壁の場合、a tall wallは「背丈を超えるような高い壁」、a high wallは「高い位置まである壁」というニュアンスです。実際には多くの場面で入れ替え可能ですが、人に対しては絶対にtall、数値に対しては絶対にhighという原則は変わりません。

よくある質問

Q.山はhighとtallのどちらですか?
A.

山は通常high mountain(標高が高い山)と表現します。tallは「細長く伸びる」イメージなので、横幅のある山にはhighが適切です。ただし、非常に急峻な岩山などはtallが使われることもあります。

Q.He is highは何を意味しますか?
A.

He is highは「彼は(薬物やアルコールで)ハイになっている」というスラングの意味になります。身長を表すことは絶対にできないので注意してください。

Q.tall orderとhigh orderの違いは?
A.

tall orderは「無理な注文、難しい要求」という意味のイディオムです。high orderという表現は一般的ではありません。tallにはイディオムの中で「誇張された、大げさな」という意味があります(tall tale = ほら話)。

Q.高層ビルはhigh-riseとtall building、どちらが正しいですか?
A.

どちらも正しいですが、high-rise(またはhigh-rise building)が「高層ビル」の定番表現です。a tall buildingは単に「高い建物」という一般的な描写です。

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