2026年2月最新

hope と wish の違い|「願う」の英語表現を例文で使い分け

同じ「願う」でもhopeは実現可能な願い、wishは実現困難な願いに使います。この違いを理解すれば、英語の表現力が格段に上がります。

hopeとwishはどちらも「願う」と訳せますが、実は全く異なるニュアンスを持っています。hopeは「実現の可能性がある願い」に使い、wishは「実現が難しい・不可能な願い」に使います。さらに、wishの後ろには仮定法の時制が続くという重要な文法ルールがあります。この違いを混同すると、相手に「まず叶わないと思っている」という意図しないメッセージを伝えてしまうことも。この記事で正確な使い分けをマスターしましょう。

hope / wish 早わかり比較表

比較ポイントhopewish
実現可能性実現の可能性がある(前向き)実現が難しい・不可能(残念な気持ち)
後ろに続く時制現在形・未来形(普通の時制)仮定法(過去形・過去完了形)
感情のニュアンス期待・楽観後悔・残念・憧れ
定型表現I hope so. / I hope not.I wish I could. / I wish you the best.

場面別の使い分け

1

明日の天気が良くなることを願っている(可能性あり)

BESThope

天気が良くなる可能性は十分あるので、前向きなhopeを使います。

I hope it will be sunny tomorrow.

明日晴れるといいなあ。

2

「もっと背が高ければいいのに」と叶わない願いを述べたい

BESTwish

身長を変えることは現実的に不可能なので、wishを使います。仮定法過去(were)が続きます。

I wish I were taller.

もっと背が高ければなあ。

3

試験に受かることを祈っている(これから結果が出る)

BESThope

結果がまだ出ていない段階で、実現を期待するならhopeです。

I hope I passed the exam.

試験に受かっているといいな。

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4

「あのとき勉強していればよかった」と過去を後悔している

BESTwish

過去の事実に反する願いなので、wish + 仮定法過去完了を使います。

I wish I had studied harder.

もっと勉強しておけばよかった。

5

友人の誕生日にお祝いの言葉を伝えたい

BESTwish

「wish + 人 + 名詞」は祝福の定型表現です。この用法のwishは否定的な意味を持ちません。

I wish you a happy birthday!

お誕生日おめでとう!

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よくある間違い

I wish it will be sunny tomorrow.

I hope it will be sunny tomorrow.

実現可能な未来の願いにはhopeを使います。wishの後にwillは続きません(仮定法が必要)。

I hope I were rich.

I wish I were rich.

現実と異なる願望にはwishを使い、仮定法過去(were)を続けます。hopeは現実的な期待に使います。

I wish I can speak English fluently.

I wish I could speak English fluently.

wishの後は仮定法なので、canではなくcouldを使います。

hopeの使い方 - 実現可能な前向きな願い

hopeは「十分に実現可能だと思っている願い」に使います。I hope you like it.(気に入ってくれるといいな)、I hope to see you again.(またお会いできることを願っています)のように、ポジティブな期待を表現します。hopeの後にはthat節(省略可)で現在形・未来形が続きます。hope to + 原形も頻出です。「I hope so.(そうだといいね)」「I hope not.(そうでないといいけど)」は会話の頻出フレーズです。

wishの使い方 - 仮定法とのセット

wishは「現実と違う状態を望む」ときに使い、後ろには仮定法の時制が続きます。現在の事実に反する願いにはwish + 仮定法過去(I wish I had more time / I wish I were younger)、過去の事実に反する後悔にはwish + 仮定法過去完了(I wish I had known earlier)を使います。また、I wish you wouldn't do that.のように「相手にやめてほしい行為」への不満を表すこともできます。

wishの祝福用法を押さえよう

wishには「wish + 人 + 名詞」で祝福を表す特別な用法があります。I wish you good luck.(幸運を祈ります)、I wish you all the best.(ご多幸をお祈りします)、We wish you a Merry Christmas.(クリスマスおめでとう)などです。この用法は否定的な含みが全くなく、フォーマルな祝福の定型表現として広く使われます。hopeでは「I hope you have good luck」のように文構造が変わります。

よくある質問

Q.I hope と I wish の一番大きな違いは何ですか?
A.

hopeは実現可能性がある前向きな願い、wishは実現困難または不可能な願いに使います。hopeの後は通常の時制、wishの後は仮定法の時制が続くという文法的な違いもあります。

Q.wish の後に will は使えますか?
A.

基本的には使いません。wishの後は仮定法(過去形・過去完了形)が続きます。ただし「I wish you would stop that」のようにwouldを使って「〜してくれないかな」という苛立ちを表す用法はあります。

Q.I wish I was と I wish I were のどちらが正しいですか?
A.

文法的に正しいのはI wish I wereです(仮定法ではbe動詞はwere)。ただし、カジュアルな会話ではI wish I wasも広く使われており、現代英語では許容される傾向にあります。

Q.「お誕生日おめでとう」にwishを使うのはなぜですか?
A.

「wish + 人 + 名詞」は祝福の定型表現で、仮定法の用法とは別物です。「あなたに幸福な誕生日を贈る」という意味で、否定的なニュアンスはありません。

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