「いじめ」は英語で?bullyingの表現と報告・相談の仕方
深刻な社会問題である「いじめ」を英語で表現し、適切に伝えることは重要なスキルです。身体的・精神的・ネット上のいじめなど、種類によって表現が変わり、助けを求める際の適切な言葉も知っておく必要があります。
学校や職場で深刻な問題となる「いじめ」。英語では種類や深刻度によって表現が変わり、助けを求める際の適切な言葉を知ることが大切です。 英語圏でもbullying(いじめ)は深刻な社会問題として認識されています。学校にはanti-bullying policy(いじめ防止方針)があり、被害を報告する仕組みが整っています。cyberbullying(ネットいじめ)も近年増加しており、様々な対策が取られています。日本と同様、いじめは決して許されない行為とされています。
「いじめ」の英語表現
bullying
ブリーイング
いじめ全般。身体的・精神的ないじめ行為を指す最も一般的な表現。
Bullying is a serious problem in schools.
いじめは学校で深刻な問題です。
He was a victim of bullying in middle school.
彼は中学校でいじめの被害者でした。
We have a zero-tolerance policy for bullying.
当校はいじめに対してゼロトレランス方針を取っています。
Point最も一般的ないじめを指す表現で、身体的暴力から言葉による攻撃まで幅広く含みます。動詞形はbully(いじめる)、名詞形はbully(いじめっ子)です。
harassment
ハラスメント
嫌がらせ、ハラスメント。特定の属性を理由とした継続的な嫌がらせ。
She reported the harassment to school officials.
彼女は嫌がらせを学校当局に報告しました。
Verbal harassment is not tolerated here.
言葉によるハラスメントはここでは許されません。
Pointbullyingよりやや堅い表現で、性別、人種、宗教などを理由とした嫌がらせを指すことが多いです。sexual harassment(セクハラ)のように特定の種類を示す際にも使われます。
cyberbullying
サイバーブリーイング
ネット上でのいじめ。SNS、メール、オンラインでの嫌がらせ。
Cyberbullying has become a major concern for parents.
ネットいじめは保護者にとって大きな懸念事項になっています。
She experienced cyberbullying on social media.
彼女はSNSでネットいじめを受けました。
PointインターネットやSNSを通じたいじめを特に指します。近年増加傾向にあり、24時間被害を受ける可能性があるため深刻な問題とされています。
teasing
ティージング
からかい。軽いからかいから悪質ないじめまで幅がある表現。
The teasing got out of hand and became bullying.
からかいがエスカレートしていじめになりました。
It started as harmless teasing but became hurtful.
それは無害なからかいとして始まりましたが、傷つけるものになりました。
Point軽いからかいを指すこともありますが、文脈によっては悪質ないじめを意味することもあります。friendly teasing(友好的なからかい)とmalicious teasing(悪意のあるからかい)を区別することが重要です。
intimidation
インティミデイション
脅迫、威嚇。力や恐怖で相手を支配しようとする行為。
He used intimidation to control others.
彼は威嚇を使って他人を支配しました。
Intimidation tactics are a form of bullying.
威嚇戦術はいじめの一種です。
Point力や恐怖を使って相手を脅す行為を指します。物理的暴力の脅威や心理的圧力を含みます。やや堅い表現です。
使い分け比較表
| 表現 | レベル | 使用場面 | ニュアンス |
|---|---|---|---|
| bullying | ニュートラル | いじめ全般 | 最も一般的。身体的・精神的いじめを広く指す。 |
| harassment | フォーマル | 特定の属性による嫌がらせ | やや堅い。性別・人種などを理由とした継続的嫌がらせ。 |
| cyberbullying | ニュートラル | ネット上でのいじめ | SNS・オンラインでの嫌がらせ。近年増加している問題。 |
| teasing | ニュートラル | からかい(軽度〜悪質) | 文脈次第で軽いからかいから悪質ないじめまで。 |
よくある間違い
He is bullying by his classmates.
He is being bullied by his classmates. / He is bullied by his classmates.
「いじめられている」は受動態be bulliedを使います。現在進行形で強調する場合はis being bulliedです。He bullies others.は「彼が他人をいじめている」という能動態になります。
I was received bullying.
I was bullied. / I experienced bullying.
「いじめを受けた」はI was bullied.またはI experienced bullying.です。receive bullyingという表現は不自然です。be a victim of bullyingという表現もあります。
He is a bullying.
He is a bully. / He is bullying someone.
「いじめっ子」は名詞bullyです。bullyingは動名詞なので、「彼はいじめっ子です」はHe is a bully.、「彼は誰かをいじめている」はHe is bullying someone.となります。
いじめに関連する表現
いじめを報告・相談する表現
よくある質問
Q.「いじめられている」は英語でどう言いますか?
be bulliedです。I'm being bullied at school.(学校でいじめられています)、He was bullied by his classmates.(彼はクラスメートにいじめられました)のように使います。受動態の形を使うことに注意してください。
Q.bullyingとharassmentの違いは何ですか?
bullyingは一般的ないじめ全般を、harassmentは特定の属性(性別、人種など)を理由とした継続的な嫌がらせを指すことが多いです。harassmentの方がやや堅い表現で、法的文脈でも使われます。
Q.「いじめっ子」は英語で何と言いますか?
bullyです。He's a bully.(彼はいじめっ子です)、Stop being a bully!(いじめるのをやめなさい!)のように使います。bullyingは動名詞で「いじめること」を意味します。
Q.ネットいじめは英語でどう表現しますか?
cyberbullyingです。Cyberbullying is a growing problem.(ネットいじめは増加している問題です)、She was a victim of cyberbullying.(彼女はネットいじめの被害者でした)のように使います。online bullyingという表現もあります。
Q.いじめを報告する時の英語表現は?
report bullyingです。I need to report the bullying to a teacher.(先生にいじめを報告する必要があります)、You should report it to school officials.(学校当局に報告すべきです)のように使います。seek helpやspeak upという表現も重要です。