「急がば回れ」を英語で言うと?焦らず確実な方法を勧める表現
「急がば回れ」という日本の諺は、急いでいる時ほど安全で確実な方法を選ぶべきという知恵を伝えます。英語では複数の諺や表現を使い分けることで、この教訓を効果的に伝えることができます。
誰かが焦って近道をしようとしている時、慎重なアプローチを勧めたい時、質より速さを優先している相手に助言する時に使います。 最も近い英語の諺は「More haste, less speed」 「Slow and steady wins the race」は着実な努力の重要性を強調 「Take the long way around」は具体的な行動として回り道を勧める表現 ビジネスでは「Let's make sure we do this right」のような実用的表現が効果的
「急がば回れ」の英語表現
More haste, less speed
モア ヘイスト レス スピード
焦るとかえって遅くなることを伝える英国の諺
Don't rush through the data entry. More haste, less speed—you'll just have to redo it if you make mistakes.
データ入力を急がないで。急がば回れで、ミスしたらやり直しになるよ。
I know you want to finish quickly, but more haste, less speed. Let's check everything carefully.
早く終わらせたいのは分かるけど、急がば回れだよ。全部注意深く確認しよう。
Point特にイギリス英語で使われる諺。やや古風な響きがありますが、教訓的な文脈では今でも効果的です。
Slow and steady wins the race
スロー アンド ステディ ウィンズ ザ レース
着実な努力が最終的に成功につながることを伝える諺
You don't need to work overnight. Slow and steady wins the race—consistent effort is better.
徹夜する必要はないよ。急がば回れで、コツコツ努力する方がいい。
I'm taking my time to learn the system properly. Slow and steady wins the race.
システムをきちんと学ぶために時間をかけているんだ。急がば回れだからね。
Pointイソップ童話「ウサギとカメ」に由来する表現。子供にも使える親しみやすい諺で、長期的な視点を強調します。
The shortest route isn't always the fastest
ザ ショーテスト ルート イズント オールウェイズ ザ ファステスト
近道が必ずしも最速ではないことを論理的に説明する
Let's use the main road. The shortest route isn't always the fastest, especially during rush hour.
幹線道路を使おう。急がば回れで、ラッシュ時は特にそうだよ。
I'd rather follow the proper procedure. The shortest route isn't always the fastest when you factor in potential errors.
ちゃんとした手順を踏みたい。ミスの可能性を考えると、急がば回れだから。
Point論理的で説明的な表現。ビジネスや実務的な文脈で使いやすく、具体的な理由を示唆します。
Let's take our time and do it right
レッツ テイク アワ タイム アンド ドゥ イット ライト
焦らず丁寧に作業することを提案する直接的な表現
No need to rush this. Let's take our time and do it right the first time.
これを急ぐ必要はない。急がば回れで、最初から正しくやろう。
The deadline is flexible, so let's take our time and do it right.
締切は柔軟だから、急がば回れで丁寧にやろう。
Point実用的でカジュアルな表現。チームワークや共同作業の場面で使いやすく、協力的な雰囲気を作ります。
Measure twice, cut once
メジャー トゥワイス カット ワンス
事前準備の重要性を強調する職人の諺
Before you send that email to all customers, measure twice, cut once. Let's review it together.
全顧客にメールを送る前に、急がば回れだよ。一緒に見直そう。
In programming, measure twice, cut once—thorough planning saves debugging time later.
プログラミングでは急がば回れ。しっかり計画すれば後のデバッグ時間が省ける。
Point大工仕事に由来する諺で、準備と確認の重要性を強調します。専門的な作業や技術的な文脈で特に効果的です。
使い分け比較表
| 表現 | レベル | 使用場面 | ニュアンス |
|---|---|---|---|
| More haste, less speed | ニュートラル | 焦っている人への助言 | やや古風だが教訓的 |
| Slow and steady wins the race | ニュートラル | 長期的な努力を励ます場面 | 親しみやすく前向き |
| The shortest route isn't always the fastest | ニュートラル | 論理的な説明が必要な時 | 客観的で説得力がある |
| Measure twice, cut once | ニュートラル | 専門的作業や重要な決定 | 職人的で実践的 |
よくある間違い
If hurry, go around
More haste, less speed
直訳は英語として不自然です。英語の諺を使うか、「take your time」のような慣用表現を使いましょう。
Slow and steady win the race
Slow and steady wins the race
主語は「slow and steady」という単数の概念なので、動詞はwinsと三人称単数形になります。
Let's do it slowly and carefully
Let's take our time and do it right
間違いではありませんが、「slowly」は否定的に聞こえることがあります。「take our time」の方が前向きな印象です。
「急がば回れ」の英語表現を場面別に使い分ける
効率と質のバランスを伝える英語表現
よくある質問
Q.「急がば回れ」を英語で一番自然に言うには?
イギリスでは「More haste, less speed」、アメリカでは「Slow and steady wins the race」が一般的です。カジュアルな場面では「Let's take our time and do it right」も自然です。
Q.ビジネスメールで使える表現は?
「I recommend we prioritize quality over speed on this project」や「Taking the time to do this properly will save us time in the long run」のような具体的な表現が効果的です。
Q.「Measure twice, cut once」はどんな場面で使う?
プログラミング、設計、データ入力など、ミスのコストが高い専門的な作業で使います。事前確認の重要性を強調する時に効果的です。
Q.子供に教える時はどの表現がいい?
「Slow and steady wins the race」が最適です。イソップ童話に由来するため、子供にも理解しやすく親しみやすい表現です。
Q.急いでいる相手にどう伝えるのが効果的?
「I know you're in a hurry, but the shortest route isn't always the fastest」のように、相手の気持ちを認めつつ論理的な理由を示すと受け入れられやすくなります。