2026年2月最新

「いただきます」は英語で?Let's eat・Bon appetitなど6表現の使い分け

日本語の「いただきます」は食事の前に必ず言う挨拶ですが、英語にはぴったり同じ習慣がありません。しかし、食事を始めるときや作ってくれた人への感謝を伝える表現はいくつもあります。場面に応じた6つの表現を学びましょう。

「いただきます」は、食べ物への感謝と作ってくれた人への敬意を込めた、日本文化特有の美しい挨拶です。英語圏では食前に全員で唱える決まった表現はありませんが、食事を始める合図や感謝を伝える言い方はたくさんあります。この記事では、「いただきます」のニュアンスを英語で伝えるための6つの表現を、使う場面やシチュエーションとともに詳しく解説します。

いただきます」の英語表現

1

Let's eat

レッツ イート

カジュアル

食事を始める合図として最もカジュアルに使える表現

Everything is ready. Let's eat!

全部準備できたよ。さあ食べよう!

I'm starving. Let's eat!

お腹ぺこぺこだよ。食べよう!

The pizza just arrived. Let's eat before it gets cold.

ピザが届いたよ。冷めないうちに食べよう。

Point食事を始める合図として最もシンプルでカジュアルな表現です。日本語の「いただきます」のような感謝のニュアンスはありませんが、みんなで食事を始めようという呼びかけとして、家庭やカジュアルな場面で広く使われます。

2

Bon appetit

ボナペティ

フォーマル

フランス語由来の上品な食事の挨拶。レストランやフォーマルな場面で

Here's your dinner. Bon appetit!

夕食をどうぞ。召し上がれ!

The chef wished us bon appetit as he served the dish.

シェフは料理を出しながらボナペティと言ってくれた。

Bon appetit, everyone! I hope you enjoy the meal.

皆さん、召し上がれ!お食事を楽しんでください。

Pointフランス語で「良い食欲を」という意味ですが、英語圏でも広く使われています。レストランでウェイターが料理を提供するとき、ホストがゲストに食事を勧めるときなど、やや上品な場面で使います。食べる側ではなく、提供する側が言うことが多い表現です。

3

Thank you for the meal

サンキュー フォー ザ ミール

ニュートラル

食事を用意してくれた人への感謝を伝える表現

Thank you for the meal. It looks wonderful.

お食事をありがとうございます。素晴らしそうですね。

Thank you for the meal. I really appreciate you cooking for us.

お食事をありがとう。作ってくれて本当にうれしいです。

Thank you for the lovely meal, Mrs. Johnson.

素敵なお食事をありがとうございます、ジョンソンさん。

Point「いただきます」の感謝の気持ちに最も近い英語表現です。食事の前でも後でも使えます。誰かの家に招かれたときや、おごってもらったときに特に自然に使えます。日本語の「いただきます」が持つ「食べ物と作ってくれた人への感謝」というニュアンスを最もよく伝えられます。

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4

Looks delicious

ルックス デリシャス

カジュアル

料理を見て美味しそうと褒める表現。食前の感嘆として使える

Wow, this looks delicious! I can't wait to try it.

わあ、これ美味しそう!早く食べたい。

Everything looks so delicious. You're a great cook.

全部とても美味しそう。料理上手ですね。

This looks delicious! Did you make this yourself?

美味しそう!自分で作ったの?

Point食事を目の前にしたときの自然な反応として使える表現です。直接的な「いただきます」の代わりにはなりませんが、食事の前に料理を褒めることで、作った人への敬意を示せます。英語圏では食前の感嘆として非常によく使われます。

5

Time to eat

タイム トゥ イート

カジュアル

「食べる時間だ」と食事開始を知らせるカジュアルな表現

Dinner's on the table. Time to eat!

夕食がテーブルに並んだよ。食べる時間だ!

It's already noon. Time to eat!

もう正午だ。お昼の時間だよ!

Kids, put your toys away. It's time to eat.

子どもたち、おもちゃを片付けて。ごはんの時間よ。

Point食事の時間になったことを伝えるカジュアルな表現です。家庭で子どもを呼ぶときや、同僚とランチに行くときなどに使います。「いただきます」の持つ感謝のニュアンスはありませんが、食事を始める合図として日常的に使われます。

6

Thanks for cooking

サンクス フォー クッキング

カジュアル

料理を作ってくれた人に直接感謝するカジュアルな表現

Thanks for cooking tonight. This smells amazing.

今晩の料理ありがとう。すごくいい匂い。

Thanks for cooking, Mom. I know you're busy.

料理してくれてありがとう、お母さん。忙しいのにね。

Thanks for cooking for everyone. It means a lot to us.

みんなのために料理してくれてありがとう。とてもうれしいです。

Point料理をしてくれた人に直接感謝を伝える、心のこもったカジュアルな表現です。食事の前でも後でも使えます。日本語の「いただきます」に含まれる「作ってくれてありがとう」という気持ちを最もストレートに伝えられる表現です。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
Let's eatカジュアル家族・友人との食事食事開始のカジュアルな合図
Bon appetitフォーマルレストラン・おもてなし上品な食事の挨拶(提供側向き)
Thank you for the mealニュートラル招待された食事食事全体への感謝
Looks deliciousカジュアル料理を褒める場面料理への称賛と期待
Time to eatカジュアル家庭で食事を呼びかけ食事時間の告知
Thanks for cookingカジュアル家族やホストへの感謝作ってくれた人への直接的な感謝
I appreciate thisニュートラル丁寧な感謝表現食事への感謝をやや改まって伝える

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よくある間違い

Itadakimasu! (英語の会話中にそのまま使う)

Let's eat! / Thank you for the meal. / This looks delicious!

日本文化に詳しい相手なら「Itadakimasu」で通じますが、一般的な英語話者には伝わりません。場面に応じた英語表現を使いましょう。

I will eat now. (直訳的に食事開始を宣言)

Let's eat! / Time to eat!

「I will eat now」は文法的には正しいですが、自然な英語ではありません。食事を始めるときは「Let's eat」のように呼びかける方が自然です。

Bon appetit! (自分が食べる側として言う)

Thank you! / This looks great!

Bon appetitは主に料理を提供する側やホストが使う表現です。食べる側は「Thank you」や「This looks great」で応えるのが一般的です。ただし、テーブルを囲む全員で言い合うこともあります。

英語圏の食事マナーと「いただきます」文化の違い

日本では食事の前に「いただきます」と手を合わせるのが一般的ですが、英語圏では全員で唱える決まった言葉はありません。キリスト教の家庭では食前にお祈り(grace)をする習慣がありますが、宗教的な背景がない家庭ではホストが「Please, help yourself」(どうぞお召し上がりください)と声をかけたり、単純に「Dig in!」(さあ食べて!)と言ったりします。日本の「いただきます」は宗教に関係なく食べ物と作り手への感謝を表す美しい文化として、海外でも注目されています。外国人に説明するときは「We say it to show gratitude for the food and the people who prepared it」と伝えると理解してもらいやすいです。

食事に関するカジュアル英語フレーズ

食事の場面では、教科書に載っていないカジュアルな表現がたくさん使われます。「Dig in!」は「さあ食べて!遠慮なくどうぞ!」という意味で、家族や親しい友人との食事でよく使われます。「Help yourself」は「自由にとって食べてね」という意味で、ビュッフェ形式やパーティーで定番です。「I'm stuffed」は「お腹いっぱい」、「This hits the spot」は「これが食べたかった!最高!」という満足感を表します。また食後に「That was amazing」「Compliments to the chef」と言えば、料理への最高の褒め言葉になります。

よくある質問

Q.「いただきます」を英語で直訳できますか?
A.

直訳すると「I humbly receive」になりますが、食事の場面でこの表現は使いません。状況に応じて「Let's eat」「Thank you for the meal」などを使い分けるのが自然です。

Q.外国人に「いただきます」を説明するにはどう言えばいいですか?
A.

「It's a Japanese phrase we say before eating to show gratitude for the food and the people who prepared it」(食事前に食べ物と作ってくれた人への感謝を示す日本語の挨拶です)と説明するとわかりやすいです。

Q.英語圏でも食前にお祈りをする習慣はありますか?
A.

キリスト教の家庭では食前に「saying grace」(食前の祈り)をする習慣があります。ただし、宗教的な背景がない家庭では行わないことが多く、日本の「いただきます」のような全国共通の習慣とは異なります。

Q.「ごちそうさま」は英語でなんと言いますか?
A.

「ごちそうさま」もぴったりの英語表現はありませんが、「That was delicious, thank you」(美味しかったです、ありがとう)や「Thank you for the wonderful meal」(素晴らしい食事をありがとう)で同じ気持ちを伝えられます。

Q.レストランで食事を始めるとき、何か言うべきですか?
A.

英語圏のレストランでは特に決まった挨拶はありませんが、同席者全員の料理が揃ってから食べ始めるのがマナーです。全員に料理が来たら「Shall we start?」や「Let's dig in」と言って食べ始めます。

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