2026年2月最新

「かなり」を英語で言うと?quite/pretty/considerablyの使い分け

「かなり」は英語で「quite」「pretty」「fairly」など、程度や文脈によって複数の表現があります。どのくらいの強さなのか、どんな場面で使うのかによって、適切な表現を選べるようになりましょう。

日本語の「かなり」は高い程度を表す便利な表現ですが、英語では強調度やフォーマリティによって異なる言い方をします。カジュアルな会話の「かなりいい」と、ビジネスでの「かなり重要」では、使うべき英語表現が異なります。このページでは、程度と場面に応じた「かなり」の英語表現を、実践的な例文とともに詳しく解説します。

かなり」の英語表現

1

quite

クワイト

ニュートラル

「かなり」「非常に」という意味で、高い程度を表す最も一般的な表現。ビジネスでも日常会話でも使える。

It's quite expensive.

かなり高いです。

She's quite talented.

彼女はかなり才能があります。

This is quite important.

これはかなり重要です。

Point最も汎用的で中立的。英米で微妙にニュアンスが異なり、英国では「very」、米国では「fairly」に近い。

2

pretty

プリティ

カジュアル

「かなり」「結構」という意味で、高い程度を示す口語表現。友人や同僚との会話に適している。

It's pretty good.

かなりいいです。

I'm pretty sure about that.

それについてはかなり確信しています。

Pointカジュアルで親しみやすい。ビジネス文書には不適切だが、口語では非常に一般的。

3

fairly / rather

フェアリー / ラザー

ニュートラル

「かなり」「相当」という意味で、やや控えめな程度を表す。「quite」より弱いニュアンス。

The test was fairly difficult.

テストはかなり難しかったです。

It's rather expensive for a lunch.

ランチにしてはかなり高いです。

Point「quite」より控えめ。「fairly」は中立的、「rather」はやや否定的なニュアンスを含むことも。

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4

considerably / significantly

コンシダラブリー / シグニフィカントリー

フォーマル

「かなり」「著しく」という意味で、大きな程度や変化を表す formal な表現。ビジネスやレポートに適している。

Sales have increased considerably this quarter.

今四半期、売上がかなり増加しました。

The situation has improved significantly.

状況がかなり改善しました。

Point非常にフォーマルで professional。数値的な変化や重要性を強調する時に適している。

5

very / extremely

ベリー / イクストリームリー

ニュートラル

「とても」「非常に」という意味で、「かなり」より強い程度を表す。「extremely」は最高レベルの強調。

This is very important.

これはかなり(非常に)重要です。

The weather is extremely hot today.

今日はかなり(極めて)暑いです。

Point「very」は最も一般的な強調語。「extremely」は最高レベルの程度を示す。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
quiteニュートラル一般的な会話・文章最も汎用的。中立的で使いやすい
prettyカジュアル友人・同僚との会話口語的で親しみやすい。ビジネス文書には不適
fairlyニュートラル控えめな評価quiteより弱め。中立的で穏やか
considerablyフォーマルビジネス・レポート非常にformal。数値的変化や重要性を強調
veryニュートラルあらゆる場面最も一般的な強調語。どんな場面でも使える

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よくある間違い

It's quite very expensive.

It's quite expensive. / It's very expensive.

「quite」と「very」は両方とも程度を表す副詞なので、一緒に使うと冗長です。どちらか一方を選びましょう。「very」の方が強い強調なので、より強調したい場合は「very」を使います。

I'm pretty much tired.

I'm pretty tired. / I'm very tired.

「pretty」の後に「much」は不要です。「pretty + 形容詞」で「かなり~」という意味になります。「pretty much」は別の表現で、「ほとんど」という意味です。「I'm pretty much done(ほとんど終わった)」のように使います。

It's considerably good.

It's considerably better. / It's very good.

「considerably」は主に比較級や変化と一緒に使います。「considerably better(かなり良い)」「considerably increased(かなり増加した)」のように使うのが自然です。単に「良い」と言いたい場合は「very good」や「quite good」を使いましょう。

程度の強さによる使い分け

「かなり」の英語表現は、実際の程度の強さによって使い分けることが重要です。最も弱いのは「fairly」で、「The movie was fairly interesting(映画はまあまあ面白かった)」のように、控えめな評価を示します。「quite」は中程度で、「It's quite cold today(今日はかなり寒い)」のように、はっきりとした程度を表します。ただし、「quite」は英米で微妙に違い、英国では「very」に近く、米国では「fairly」に近いニュアンスです。「pretty」も「quite」と同じくらいの強さですが、よりカジュアルです。「It's pretty expensive(かなり高い)」は友人との会話に自然です。「very」は「quite」「pretty」より強く、「It's very important(非常に重要)」のように、明確な強調を示します。最も強いのは「extremely」で、「It's extremely difficult(極めて難しい)」は最高レベルの程度を表します。ビジネスでは「considerably」や「significantly」も使われ、「Sales increased considerably(売上がかなり増えた)」のように、数値的な変化を強調します。状況と強調したい程度に応じて適切な表現を選ぶことで、ニュアンスを正確に伝えられます。

フォーマリティによる使い分け

「かなり」の英語表現は、場面とフォーマリティによっても使い分けることが重要です。ビジネスメールやレポートでは、「considerably」「significantly」が最も professional です。「The market has changed considerably(市場がかなり変化しました)」「Profits increased significantly(利益がかなり増加しました)」のように、公式文書やプレゼンテーションで使うと格調高い印象を与えます。一般的なビジネス会話では、「quite」が最も使いやすく、「This project is quite complex(このプロジェクトはかなり複雑です)」のように、中立的でprofessionalな表現です。「very」も汎用的で、「This is very important to our strategy(これは我々の戦略にとってかなり重要です)」のように、あらゆる場面で使えます。一方、友人や同僚とのカジュアルな会話では、「pretty」が最も自然です。「That's pretty cool(それかなりいいね)」「I'm pretty busy this week(今週はかなり忙しい)」のように、親しみやすい響きになります。「fairly」は中立的で、「The presentation went fairly well(プレゼンはまあまあうまくいった)」のように、控えめな評価に適しています。相手との関係性と場面を見極めて、適切な表現を選ぶことが、効果的なコミュニケーションの鍵となります。

よくある質問

Q.「quite」は英米で違いますか?
A.

はい、微妙に違います。英国英語では「quite」は「very」に近く強い意味ですが、米国英語では「fairly」に近く控えめな意味です。「quite good」は英国では「very good」、米国では「fairly good」というニュアンスになります。文脈で判断しましょう。

Q.「pretty」はビジネスで使えますか?
A.

口頭の会話なら使えますが、ビジネス文書やフォーマルなプレゼンテーションには不適切です。同僚との会話で「This is pretty important(これかなり重要だよ)」は自然ですが、レポートでは「quite」や「considerably」を使いましょう。

Q.「considerably」と「significantly」の違いは?
A.

ほぼ同じ意味ですが、「significantly」の方がやや強い印象です。「considerably」は「かなり」、「significantly」は「著しく」「顕著に」というニュアンスです。統計や数値データと一緒に使う場合は「significantly」が好まれます。

Q.「fairly」と「rather」の違いは何ですか?
A.

「fairly」は中立的ですが、「rather」はやや否定的なニュアンスを含むことがあります。「fairly expensive」は客観的ですが、「rather expensive」は「思ったより高い」という意外性や不満を示唆します。肯定的な文脈では「fairly」が無難です。

Q.「very」と「extremely」はどう違いますか?
A.

「very」は一般的な強調で、「extremely」は最高レベルの強調です。強さの順では、fairly < quite/pretty < very < extremely となります。「very important」は重要、「extremely important」は極めて重要という違いです。

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