「後悔」を英語で言うと?ネイティブが使う5つの表現と使い分け
過去の選択や行動を後悔する気持ちは誰にでもあります。英語では、後悔の度合いや状況によって異なる表現を使い分けます。軽い後悔から深い悔恨まで、5つの表現を紹介します。
「後悔」という感情は万国共通ですが、英語では後悔の内容や強さによって様々な表現があります。過去にやったことへの後悔、やらなかったことへの後悔、取り返しのつかない大きな後悔。それぞれ英語では異なるアプローチで表現します。この記事では、ネイティブスピーカーが実際に使う「後悔」の英語表現を5つ、使い方とともに解説します。
「後悔」の英語表現
regret
リグレット
後悔する・残念に思う(最も一般的)
I regret not studying harder in college.
大学でもっと勉強しなかったことを後悔している。
She regrets her decision to quit her job.
彼女は仕事を辞めた決断を後悔している。
I have no regrets.
後悔はしていない。
Point最も一般的な「後悔する」の英訳。動詞と名詞の両方で使えます。I regret...で「〜を後悔する」、I have regrets(後悔がある)。regret doingで「〜したことを後悔」。
I wish I had...
アイ ウィッシュ アイ ハッド
過去に〜すればよかったと後悔する時
I wish I had studied abroad when I was younger.
若い頃に留学すればよかった。
I wish I hadn't said that.
あんなこと言わなければよかった。
I wish I had taken that job offer.
あの仕事のオファーを受ければよかった。
Point過去の事実と反対のことを願う仮定法。「〜していればよかったのに(実際はしなかった)」という後悔を表します。I wish I had done(すればよかった)、I wish I hadn't done(しなければよかった)。
I should have...
アイ シュッダヴ
〜すべきだった(しなかったことへの後悔)
I should have listened to your advice.
あなたのアドバイスを聞くべきだった。
I shouldn't have eaten so much.
あんなに食べるべきじゃなかった。
We should have left earlier.
もっと早く出発すべきだった。
Point「〜すべきだった(が、しなかった)」という義務や判断の誤りへの後悔。I should have done(すべきだった)、I shouldn't have done(すべきではなかった)。
I'm sorry I...
アイム ソーリー アイ
謝罪と後悔を同時に表す時
I'm sorry I didn't call you back.
電話しなくてごめん(後悔している)。
I'm sorry I let you down.
期待を裏切ってごめん(後悔している)。
Point謝罪と後悔が混ざった表現。相手に対する申し訳なさと自分の行動への後悔を同時に伝えます。sorryは「すまない・残念」という両方の意味があります。
If only I had...
イフ オンリー アイ ハッド
強い後悔や切望を表す時
If only I had known earlier!
もっと早く知っていれば!
If only I hadn't made that mistake.
あのミスさえしなければ。
PointI wish I hadよりも感情的で強い後悔を表します。「〜さえしていれば」「〜でさえなければ」という切実な願望。やや文学的な響きがあります。
使い分け比較表
| 表現 | レベル | 使用場面 | ニュアンス |
|---|---|---|---|
| regret | ニュートラル | 一般的な後悔 | 最も汎用的 |
| I wish I had... | ニュートラル | 過去への願望 | 仮定法で後悔を表現 |
| I should have... | ニュートラル | 判断ミスへの後悔 | 義務の不履行 |
| I'm sorry I... | ニュートラル | 謝罪を伴う後悔 | 相手への申し訳なさ |
| If only I had... | ニュートラル | 強い後悔・切望 | 感情的で文学的 |
よくある間違い
I regret to not study harder.
I regret not studying harder.
regretの後ろはdoing(動名詞)を使います。regret not doingで「〜しなかったことを後悔する」。regret to doは「残念ながら〜する」という別の意味です(I regret to inform you = 残念ながらお知らせします)。
I wish I did it.
I wish I had done it.
過去の後悔はI wish I had done(過去完了)を使います。I wish I did(過去形)は現在の願望を表します(I wish I lived in Tokyo = 東京に住んでいればいいのに)。
I should do it.
I should have done it.
過去の後悔はshould have doneです。I should doは現在または未来の義務を表します(I should go now = 今行くべきだ)。
regret to doとregret doingの違い
後悔しない人生を送るための英語表現
よくある質問
Q.「後悔している」を英語で一言で言うと?
最も一般的なのは「I regret it.」です。「I wish I hadn't done that.」(あれをしなければよかった)も自然な表現です。
Q.「後悔先に立たず」は英語で?
英語のことわざでは「It's no use crying over spilt milk.」(こぼれたミルクを嘆いても無駄)が近い意味です。What's done is done.(済んだことは済んだこと)も使えます。
Q.「やらなかったことを後悔する」は英語で?
「I regret not doing it.」または「I wish I had done it.」が自然です。I should have done it.(すべきだった)も同じニュアンスを表せます。
Q.「後悔はない」は英語でどう言う?
「I have no regrets.」または「I don't regret it.」が一般的です。No regrets!と感嘆符付きで言うと「後悔なし!」という前向きな意思表明になります。
Q.「取り返しのつかない後悔」は英語で?
「irreversible regret」や「deep regret」が使えますが、自然な会話では、I deeply regret what I did.(自分のしたことを深く後悔している)やI can never undo what I did.(したことは取り消せない)のように表現します。