littleとa littleの違い|否定・肯定ニュアンスを例文で解説
littleとa littleは不可算名詞と使う量の表現です。littleは「ほとんどない」、a littleは「少しはある」と、冠詞のaで意味が大きく変わります。お金・時間・水など数えられない名詞との正しい使い分けを解説します。
little と a little は、water、money、time のような不可算名詞(数えられない名詞)と一緒に使う表現です。few と a few が可算名詞に使うのに対し、little と a little は不可算名詞専用です。冠詞の a があるかないかで「ほとんどない(否定的)」か「少しはある(肯定的)」かが変わるルールは同じです。この記事で正しい使い分けをマスターしましょう。
little / a little 早わかり比較表
| 比較ポイント | little | a little |
|---|---|---|
| 基本的な意味 | ほとんどない(否定的) | 少しはある(肯定的) |
| 話し手のニュアンス | 量が足りない・不十分 | 少ないが存在する・十分 |
| 使える名詞 | 不可算名詞 | 不可算名詞 |
| 日常会話での頻度 | やや文語的 | 非常によく使われる |
場面別の使い分け
お金がほとんど残っていないことを伝える場面
お金が足りないという否定的なニュアンスを伝えたいので、littleを使います。
There is little money left in my account.
口座にはほとんどお金が残っていない。
少しだけ時間があることを前向きに伝える場面
少しでも時間があるという肯定的なニュアンスなので、a littleを使います。
I have a little time before the meeting.
会議の前に少し時間があります。
英語がほとんど話せないことを伝える場面
英語力が不十分だと伝えたいので、littleで否定的なニュアンスを出します。
She speaks little English.
彼女はほとんど英語が話せない。
少し英語ができることを控えめに伝える場面
少しは話せるという肯定的な意味にしたいので、a littleを使います。
I speak a little English.
英語を少し話せます。
プロジェクトの進捗がほぼないことを報告する場面
進捗がほとんどないという否定的な報告なので、littleを使います。
Little progress has been made on the project.
プロジェクトにはほとんど進捗がない。
よくある間違い
I need little help. (少し手伝ってほしい、のつもりで)
I need a little help.
「少し手伝ってほしい」と頼みたい場合はa littleを使います。littleだと「ほとんど手伝いは要らない」という意味になります。
There is a little chance of success. (ほぼ可能性がない、のつもりで)
There is little chance of success.
「成功の見込みはほぼない」と言いたい場合はlittleを使います。a littleだと「少しは可能性がある」というポジティブな意味になります。
I have a little books. (少し本がある、のつもりで)
I have a few books.
booksは可算名詞なので、little/a littleではなくfew/a fewを使います。little/a littleは不可算名詞にのみ使えます。
littleとa littleの基本ルール
a little bitでさらにカジュアルに
littleの形容詞としての用法との違い
よくある質問
Q.littleとa littleの一番大きな違いは何ですか?
littleは「ほとんどない」という否定的な意味、a littleは「少しはある」という肯定的な意味です。冠詞のaがあるかないかで、話し手の気持ちが真逆になります。
Q.littleとfewの違いは何ですか?
littleは不可算名詞(water, money, timeなど)に、fewは可算名詞(books, people, daysなど)に使います。どちらも「ほとんどない」という否定的な意味です。
Q.a little bitとa littleは同じ意味ですか?
ほぼ同じ意味ですが、a little bitの方がよりカジュアルで口語的です。日常会話ではa little bitが頻繁に使われます。
Q.quite a littleはどういう意味ですか?
quite a littleは「かなりの量」という意味で、quite a fewと同じパターンです。ただし、quite a bitの方が日常会話では一般的に使われます。