makeとdoの違い|コロケーションで覚える使い分けを例文で解説
makeとdoの違いを場面別に徹底解説。コロケーション(よく使う組み合わせ)のリストと覚え方のコツも紹介します。
日本語では「宿題をする」「決断をする」「ミスをする」のようにすべて「する」で済みますが、英語ではmakeとdoを使い分けなければなりません。基本原則は、makeは「何かを作り出す・生み出す」(結果が形として残る)、doは「作業・行動をする」(活動そのものに焦点)です。ただし例外も多く、コロケーション(よく使う単語の組み合わせ)として丸ごと覚えるのが最も効果的です。
make / do 早わかり比較表
| 比較ポイント | make | do |
|---|---|---|
| 意味 | 作り出す・生み出す・引き起こす | 作業する・行動する・遂行する |
| 焦点 | 結果・成果物に焦点 | 行為・活動そのものに焦点 |
| 使う場面 | 料理・決断・間違い・お金など | 宿題・家事・仕事・運動など |
| ニュアンス | 何か新しいものが生まれる | すでにある作業をこなす |
場面別の使い分け
宿題をする
宿題は「こなす作業」なのでdoを使います。do homework / do the homeworkが正しい表現です。
I need to do my homework before dinner.
夕食前に宿題をしなければならない。
ミスをする
ミス・間違いを「生み出す」ので、make a mistakeが正しい表現です。
Everyone makes mistakes. Don't worry about it.
誰でも間違いはある。気にしないで。
朝食を作る
料理は「作り出す」行為なのでmakeを使います。make breakfast/lunch/dinnerです。
I'll make breakfast for everyone tomorrow morning.
明日の朝、みんなの朝食を作るよ。
皿洗いをする
家事は「こなす作業」なのでdoを使います。do the dishes, do the laundryなど。
Could you do the dishes tonight?
今夜、皿洗いしてくれない?
重大な決断をする
決断を「生み出す」のでmake a decisionが正しい表現です。
We need to make a decision by Friday.
金曜日までに決断を下す必要がある。
最善を尽くす
do one's bestは定型表現です。make one's bestとは言いません。
I'll do my best to finish the project on time.
プロジェクトを期限までに終わらせるよう最善を尽くします。
よくある間違い
I need to make my homework.
I need to do my homework.
宿題は「こなす作業」なのでdoを使います。makeは「何か新しいものを作る」ときに使うため、宿題にはdoが正しいです。
She did a big mistake.
She made a big mistake.
間違い・ミスを「生み出す」のでmakeを使います。do a mistakeは英語として不自然です。
He makes exercise every morning.
He does exercise every morning.
運動は「行う活動」なのでdoを使います。do exercise, do yoga, do sportなどが正しい組み合わせです。
makeのコロケーション(よく使う組み合わせ)
doのコロケーション(よく使う組み合わせ)
makeとdoの判断基準と例外
ビジネスで頻出するmakeとdoの表現
よくある質問
Q.make moneyとdo moneyのどちらが正しいですか?
make moneyが正しいです。お金を「稼ぐ=生み出す」のでmakeを使います。do moneyという表現は英語に存在しません。earn moneyも「稼ぐ」の意味で使えます。
Q.make the bedの「ベッドを作る」は変ではないですか?
make the bedは「ベッドメイキングする(布団やシーツを整える)」という意味で、ベッドを製造するわけではありません。ベッドの見た目を「作り上げる」というイメージです。慣用表現として覚えましょう。
Q.do sportとmake sportのどちらですか?
do sportが正しいです(イギリス英語)。アメリカ英語ではplay sportsがより一般的です。make sportという表現は使いません。個別のスポーツにはplayを使います(play tennis, play soccer)。
Q.makeとdoのコロケーションを効率的に覚える方法は?
最も効果的なのは、文脈の中で覚えることです。単語帳で丸暗記するよりも、例文ごと声に出して練習しましょう。make = 新しいものが生まれる、do = 作業をこなす、という基本イメージを持ちつつ、頻出コロケーションを文単位で覚えるのがおすすめです。