2026年2月最新

「もったいない」を英語で表現する5つの自然な言い方

「もったいない」は日本人の心に深く根付いた価値観ですが、英語には完全に対応する一語がありません。物を大切にする心、無駄を惜しむ気持ちを、英語でどう表現すれば外国人に伝わるのでしょうか。5つの表現方法とその使い分けを紹介します。

食べ物を残した時、まだ使える物を捨てる時、日本人は「もったいない」と感じます。この言葉には、物への感謝、資源を大切にする心、無駄を嫌う価値観が込められています。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイ氏が世界に広めようとした「MOTTAINAI」という言葉ですが、英語圏ではまだ一般的ではありません。この記事では、もったいない精神を英語で伝える5つの表現を解説します。

もったいない精神」の英語表現

1

What a waste!

ワット ア ウェイスト

カジュアル

何かが無駄になったことを惜しむ時

You're throwing that away? What a waste!

それ捨てるの?もったいない!

Half the food was left uneaten. What a waste!

食べ物の半分が残された。もったいない!

What a waste of good fabric!

いい生地なのにもったいない!

Point日常会話で「もったいない!」と感じた瞬間に使う最も自然な表現。waste は「無駄」「浪費」の意味。感嘆文なので、強い残念な気持ちが伝わります。食べ物、時間、お金など、あらゆる無駄に使えます。

2

It's wasteful

イッツ ウェイストフル

ニュートラル

無駄であることを指摘する時

Throwing away food is wasteful.

食べ物を捨てるのはもったいないです。

It's wasteful to leave the lights on when you're not home.

家にいない時に電気をつけっぱなしにするのは無駄です。

Pointwasteful は「無駄な」「浪費的な」という形容詞。「What a waste」よりも落ち着いたトーンで、無駄であることを客観的に指摘する表現です。環境問題や節約の文脈でよく使われます。

3

mottainai (a sense of regret over waste)

モッタイナイ

カジュアル

日本の価値観として説明する時

Mottainai is a Japanese concept that expresses regret over waste and appreciation for resources.

もったいないは、無駄への後悔と資源への感謝を表す日本の概念です。

The mottainai spirit encourages us to reuse and recycle.

もったいない精神は再利用とリサイクルを促します。

Point日本語の「もったいない」をそのまま使い、括弧で説明を添える方法。単なる「無駄」以上の、物への感謝や敬意を含む日本独自の価値観であることを強調できます。環境意識の高い外国人には響きやすい表現です。

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4

too good to waste

トゥー グッド トゥー ウェイスト

カジュアル

価値があるものを捨てるのが惜しい時

This fabric is too good to waste. Let's make something with it.

この生地は捨てるにはもったいない。何か作りましょう。

The leftovers are too good to waste.

残り物は捨てるにはもったいない。

Your talent is too good to waste.

あなたの才能を無駄にするのはもったいない。

Point「〜するには価値がありすぎる」という意味で、物や才能の価値を認めた上で無駄にすることを惜しむ表現。「もったいない」の持つ「価値を認める」ニュアンスを伝えやすいフレーズです。

5

Don't let it go to waste

ドント レット イット ゴー トゥー ウェイスト

カジュアル

無駄にしないよう呼びかける時

We have so much food left. Don't let it go to waste!

たくさん食べ物が残っている。無駄にしないで!

Don't let this opportunity go to waste.

このチャンスを無駄にしないで。

Point「無駄にさせないで」という呼びかけの表現。go to waste は「無駄になる」という意味の慣用句。食べ物や機会などを有効活用するよう促す時に使います。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
What a waste!カジュアル無駄を惜しむ感情の表出最も自然な日常表現
It's wastefulニュートラル無駄を客観的に指摘落ち着いたトーンの評価
mottainaiカジュアル日本文化の説明物への感謝を含む価値観
too good to wasteカジュアル価値を認めた上で惜しむ物の価値を強調する表現
don't let it go to wasteカジュアル有効活用を促す無駄にしないよう呼びかけ

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よくある間違い

It's a もったいない.

What a waste! / It's wasteful.

英語の文中に突然日本語を入れても通じません。「もったいない」を使いたい場合は、先に「mottainai」という概念を説明してから使うか、英語表現を使いましょう。

This is waste.

This is wasteful. / This is a waste.

「waste」を形容詞として使う時は「wasteful」です。「This is a waste」(これは無駄だ)も正しいですが、「This is waste」は「これはゴミだ」という意味になってしまいます。

I feel mottainai.

I feel like it's a waste. / What a waste!

「mottainai」を使う場合は「I feel a sense of mottainai」のように名詞として扱うか、英語の表現を使いましょう。feelの後に日本語を直接置くのは不自然です。

もったいない精神の文化的背景を説明するコツ

外国人にもったいない精神を説明する際は、単なる節約や環境意識以上の、物への敬意という側面を伝えると理解が深まります。「Mottainai goes beyond just saving resources. It's rooted in Buddhist and Shinto beliefs that all things have spirits and deserve respect. When we say mottainai, we're expressing gratitude for the object and regret that its value isn't being fully appreciated」(もったいないは単に資源を節約すること以上の意味があります。全ての物に霊が宿り尊重されるべきという仏教や神道の信仰に根ざしています。もったいないと言う時、私たちはその物への感謝と、その価値が十分に認められないことへの後悔を表現しているのです)のように説明すると、文化的な深みが伝わります。

日常生活でもったいないを英語で表現する実践例

具体的な場面で使える表現を覚えておくと便利です。食べ物を残す時は「It's a shame to waste food」(食べ物を無駄にするのは残念です)、まだ使える服を捨てる時は「These clothes are too good to throw away」(この服は捨てるにはもったいない)、電気を消し忘れた時は「Leaving lights on is wasteful」(電気をつけっぱなしは無駄です)のように、状況に応じて使い分けましょう。また「Let's reduce waste」(無駄を減らしましょう)という前向きな表現も、もったいない精神を伝えるのに効果的です。

よくある質問

Q.もったいないを英語で一言で言うと?
A.

日常会話では「What a waste!」が最も自然です。より落ち着いたトーンなら「It's wasteful」を使います。

Q.MOTTAINAI は英語として通じる?
A.

環境活動家の間では知られていますが、一般的にはまだ認知度が低いです。使う場合は説明を添えるのが無難です。

Q.時間がもったいない、を英語で言うには?
A.

「What a waste of time!」や「It's a waste of time」が一般的です。もっと直接的には「We're wasting time」(時間を無駄にしている)とも言えます。

Q.才能を無駄にする、を英語で表現するには?
A.

「waste your talent」や「let your talent go to waste」と言います。励ます文脈では「Your talent is too good to waste」(あなたの才能を無駄にするのはもったいない)も使えます。

Q.もったいない精神と環境保護を結びつけて説明するには?
A.

「The mottainai spirit aligns with modern environmental values. It encourages us to reduce waste, reuse items, and recycle resources」(もったいない精神は現代の環境価値観と一致します。無駄を減らし、物を再利用し、資源をリサイクルすることを促します)のように説明できます。

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