2026年2月最新

robとstealの違い|目的語で使い分ける英語の「盗む」を例文で解説

robもstealも「盗む」と訳されますが、文法構造が大きく異なります。rob=人や場所から奪う、steal=物を盗む。この目的語の違いを押さえれば、正しく使い分けられます。

日本語ではどちらも「盗む」ですが、英語のrobとstealは目的語に何を取るかが決定的に違います。robは「人や場所」を目的語にし、steal は「物」を目的語にします。rob a bank(銀行を襲う)、steal money(金を盗む)のように使い分けます。この記事では、文法構造の違い、ニュアンスの違い、関連表現まで例文とともに解説します。

rob / steal 早わかり比較表

比較ポイントrobsteal
目的語人・場所(rob a person / rob a bank)物(steal money / steal a car)
文型rob + 人/場所 + of + 物steal + 物 + from + 人/場所
ニュアンス暴力や脅しを伴う強奪のイメージこっそり盗むイメージ
関連名詞robber(強盗犯)、robbery(強盗事件)thief(泥棒)、theft(窃盗)

場面別の使い分け

1

「銀行が強盗に遭った」と伝える

BESTrob

場所(銀行)が被害を受けたのでrobを使う。The bank was robbed.

The bank was robbed yesterday afternoon.

昨日の午後、銀行が強盗に遭った。

2

「財布を盗まれた」と言いたい

BESTsteal

物(財布)が盗まれたのでstealを使う。My wallet was stolen.

Someone stole my wallet on the train.

電車で誰かに財布を盗まれた。

3

「その男は私からバッグを奪った」と説明する

BESTrob

人(私)を目的語にして、of+物の構文で使う。rob me of my bag。

A man robbed me of my bag in the street.

通りで男にバッグを奪われた。

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4

「万引きをした」と述べる

BESTsteal

こっそり物を盗む行為なのでstealが適切。shoplifting(万引き)はstealの一種。

He was caught stealing a book from the store.

彼は店から本を万引きしているところを捕まった。

5

「彼女はショーの主役をさらった」と比喩的に使う

BESTsteal

steal the show(注目を全部持っていく)は定番のイディオム。比喩的に「奪う」場合もstealが多い。

The child actor stole the show with her performance.

その子役は演技でショーの主役をさらった。

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よくある間違い

Someone robbed my phone.

Someone stole my phone.

robの目的語は人や場所であり、物を直接目的語にはできません。物が盗まれた場合はstealを使います。

They stole the convenience store.

They robbed the convenience store.

場所を襲う場合はrobを使います。stealの目的語に場所は取れません。

She was stolen her jewelry.

Her jewelry was stolen. / She was robbed of her jewelry.

人を主語にする受動態ではrobbed of...を使います。stolenの場合は物を主語にします。

robとstealの語源と犯罪用語の違い

robは古フランス語のrober(奪う)に由来し、暴力的に奪い取るイメージがあります。robbery(強盗罪)は法律用語としても使われ、脅迫や暴力を伴う犯罪を指します。stealは古英語のstelan(密かに取る)に由来し、こっそり盗むニュアンス。theft(窃盗罪)は暴力を伴わない犯罪です。burglary(侵入窃盗)はまた別の犯罪類型です。

robとstealの比喩的な使い方

robは比喩的に「奪う」の意味で使われます。The injury robbed him of his career.(怪我が彼のキャリアを奪った)。stealも比喩的に使え、steal someone's heart(心を奪う)、steal the spotlight(注目を独り占めする)、steal a glance(ちらっと見る)などの表現があります。

関連語彙を整理しよう

「盗む」に関する英語は多様です。mug(路上で襲って奪う)、pickpocket(スリをする)、shoplift(万引きする)、burglarize(侵入して盗む)、embezzle(横領する)、plagiarize(盗用する)。それぞれ犯罪の態様が異なり、使う動詞も変わります。

よくある質問

Q.mugとrobの違いは何ですか?
A.

mugは路上で人を襲って金品を奪う行為に特化した動詞で、robより具体的です。robはより広い範囲で使え、銀行強盗などにも使います。mugは主に路上犯罪に対して使われます。

Q.robの過去形・過去分詞は?
A.

robの活用はrob-robbed-robbedです。bが重なる点に注意しましょう。stealの活用はsteal-stole-stolenで不規則動詞です。

Q.「データを盗む」はrobとstealどちらですか?
A.

steal data / steal informationが正しい表現です。データは「物」に分類されるのでstealを使います。rob the database(データベースを荒らす)は比喩的には使えますが一般的ではありません。

Q.「時間を奪う」は英語でどう言いますか?
A.

robを使ってrob someone of their time、またはstealを使ってsteal someone's timeと言えます。どちらも自然ですが、robの方が「不当に奪われた」ニュアンスが強いです。

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