2026年2月最新

「さじを投げる」を英語で言うと?諦めることを表す表現

「さじを投げる」という慣用句は、医師が治療を諦めることから転じて、手に負えない状況で諦めることを表します。英語には複数の表現があり、状況に応じて使い分けることができます。

手に負えない状況を諦める時、努力しても無駄と判断した時、これ以上関わりたくない時に使います。 最も一般的な表現は「Give up」 「Throw in the towel」はボクシング由来の諦めを表す慣用句 「Wash one's hands of it」は責任放棄のニュアンスを含む 医療では「There's nothing more we can do」が直接的な表現

さじを投げる」の英語表現

1

Give up (on someone/something)

ギブ アップ オン サムワン/サムシング

ニュートラル

諦めることを表す最も一般的で直接的な表現

I've tried to help him for years, but I'm ready to give up.

何年も彼を助けようとしたけど、もうさじを投げるつもりだ。

The teacher hasn't given up on the struggling student yet.

先生はまだその苦戦している生徒にさじを投げていない。

Point最もシンプルで直接的な表現。あらゆる状況で使える汎用的な言い方です。

2

Throw in the towel

スロー イン ザ タオル

カジュアル

ボクシングのセコンドがタオルを投げ入れて棄権することから転じた慣用句

After months of trying to fix the relationship, he finally threw in the towel.

関係を修復しようと何ヶ月も頑張ったけど、ついにさじを投げた。

The company threw in the towel and closed the underperforming division.

会社は業績不振の部門にさじを投げて閉鎖した。

Pointスポーツ由来の生き生きとした表現。努力した末の諦めを強調します。

3

Wash one's hands of it

ウォッシュ ワンズ ハンズ オブ イット

ニュートラル

責任を放棄し、これ以上関わらないことを表す

I've done everything I can. I'm washing my hands of this project.

できることは全部やった。このプロジェクトにはさじを投げる。

After the scandal, the board washed their hands of the CEO.

スキャンダル後、取締役会はCEOにさじを投げた。

Point聖書のピラトが手を洗った場面に由来。責任逃れのニュアンスを含むことがあります。

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4

There's nothing more I/we can do

ゼアズ ナッシング モア アイ/ウィ キャン ドゥ

ニュートラル

できることをすべてやり尽くしたことを説明的に述べる

The doctors said there's nothing more they can do for him.

医師たちは彼にできることはもうないと、さじを投げた。

We've tried every solution. There's nothing more we can do.

あらゆる解決策を試した。もうできることはない、さじを投げるしかない。

Point特に医療現場で使われる直接的な表現。努力を尽くした後の諦めを示します。

5

I'm at my wit's end

アイム アット マイ ウィッツ エンド

カジュアル

知恵や忍耐の限界に達し、どうしようもない状態を表す

I'm at my wit's end with this problem. I don't know what else to try.

この問題にはさじを投げそうだ。他に何を試せばいいか分からない。

She's at her wit's end trying to manage the difficult team.

彼女は扱いにくいチームの管理にさじを投げかけている。

Point完全に諦める直前の、限界に達した状態を表現。感情的で人間的な表現です。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
Give upニュートラルあらゆる状況シンプルで直接的
Throw in the towelカジュアル努力の末の諦め生き生きとしたイメージ
Wash one's hands of itニュートラル責任放棄やや否定的
There's nothing more I can doニュートラル医療、限界の説明説明的で客観的

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よくある間違い

Throw the spoon

Give up

直訳は英語として意味が通じません。英語の慣用表現を使いましょう。

Throw the towel

Throw in the towel

「in」が必要です。「throw the towel」では意味が変わってしまいます。

I'm at my wit end

I'm at my wit's end

「wit's」と所有格にする必要があります。「wit end」では誤りです。

「さじを投げる」の英語表現を状況別に使い分ける

この慣用句を英語で伝える際は、諦めの理由と文脈を考慮します。単純に努力を止めることを伝える場合は「give up」が最もシンプルで適切です。長期間の努力の末に諦める場合は「throw in the towel」がその過程を効果的に表現します。責任を放棄するニュアンスを含める場合は「wash one's hands of it」が適していますが、やや否定的な印象を与えるため使う場面に注意が必要です。医療現場では「There's nothing more we can do」が最も一般的で、専門家としての限界を伝える標準的な表現です。また、完全に諦める前の限界状態を表すには「I'm at my wit's end」が感情的で人間的な表現として効果的です。

諦めを英語で表現する際の文化的配慮

英語圏、特にアメリカでは「諦めないこと」が美徳とされ、「never give up」の精神が強調されます。そのため「さじを投げる」ことを伝える際は、単に諦めたのではなく、十分な努力をした上での理性的な判断であることを示すことが重要です。例えば「I've tried everything, but I have to give up」のように、努力を尽くしたことを明示すると、単なる怠惰や弱さではないことが伝わります。また、他人について話す場合、「The doctors gave up on him」よりも「The doctors said there was nothing more they could do」の方が専門家としての判断を尊重する表現になります。文化的に諦めに対する評価が異なるため、表現を選ぶ際はその背景を説明することで誤解を避けられます。

よくある質問

Q.「さじを投げる」を英語で一番自然に言うには?
A.

「Give up」が最もシンプルで一般的です。より生き生きとした表現なら「Throw in the towel」も効果的です。

Q.医療現場で使う適切な表現は?
A.

「There's nothing more we can do」が最も一般的で標準的な表現です。患者家族に伝える際によく使われます。

Q.「Wash one's hands of it」のニュアンスは?
A.

責任を放棄し、これ以上関わらないという強いニュアンスを含みます。やや否定的な印象を与える可能性があるため注意が必要です。

Q.まだ諦めていない状態を表すには?
A.

「I'm at my wit's end but not giving up yet」のように、限界に達しているが諦めていないことを表現できます。

Q.ビジネスで丁寧に伝えるには?
A.

「We've exhausted all options and need to discontinue this initiative」のように、客観的で説明的な表現が適しています。

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