2026年2月最新

「先に」を英語で言うと?first/beforehand/go aheadの使い分け

「先に」は英語で「first」「beforehand」「ahead」など、状況によって複数の表現があります。時間的な前後関係、優先順位、譲り合いの場面など、文脈に応じた適切な表現を選べるようになりましょう。日常会話からビジネスメールまで、自然な英語コミュニケーションに必須の表現を学べます。

日本語の「先に」は、時間的な順序、優先順位、譲り合いなど、多様な意味を持つ便利な表現です。英語ではこれらのニュアンスごとに異なる言い方をする必要があります。例えば「先に食べていいよ」と「先に謝っておきます」では、使うべき英語表現が全く異なります。このページでは、場面ごとの「先に」の英語表現を、実践的な例文とともに詳しく解説します。

先に」の英語表現

1

first

ファースト

ニュートラル

順序や優先順位を示す最も基本的な表現。「最初に」「まず」という意味で、手順や順番を説明する時に使う。

Let me introduce myself first.

先に自己紹介させてください。

Please read the instructions first.

先に説明書を読んでください。

I'll finish this task first.

この仕事を先に終わらせます。

Pointシンプルで明確。ビジネスでも日常会話でも使える万能表現。優先順位を示す際に最も自然。

2

beforehand / in advance

ビフォーハンド / イン アドバンス

フォーマル

「事前に」「前もって」という意味で、計画的に先に行うことを表す。ビジネス文書やフォーマルな場面で好まれる。

Please let me know beforehand if you can't attend.

出席できない場合は先にお知らせください。

We need to prepare the documents in advance.

書類を先に準備しておく必要があります。

Point計画性や準備を強調。ビジネスメールや正式な依頼で使うと丁寧でプロフェッショナルな印象。

3

go ahead

ゴー アヘッド

カジュアル

「お先にどうぞ」「先に進んでください」という意味で、相手に譲る時や許可を与える時に使う口語表現。

Go ahead and start without me.

先に始めていてください。

Please go ahead. I'll wait here.

お先にどうぞ。ここで待っています。

Point親しみやすく、日常会話で頻繁に使われる。相手を気遣う丁寧なニュアンスも含む。

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4

ahead of

アヘッド オブ

ニュートラル

「~より先に」「~に先立って」という意味で、比較対象がある時に使う。時間的・空間的な前方を示す。

We arrived ahead of schedule.

予定より先に到着しました。

I sent the email ahead of the meeting.

会議の前にメールを先に送りました。

Point基準点や比較対象を明示する時に便利。スケジュールや計画との対比でよく使われる。

5

after you

アフター ユー

フォーマル

「お先にどうぞ」という意味で、相手を先に通す時の丁寧な表現。ドアを開ける時やエレベーターなどで使う。

After you, please.

お先にどうぞ。

After you. I'm in no hurry.

お先にどうぞ。急いでいないので。

Point非常に丁寧でフォーマル。ビジネスシーンや目上の人に対して使うと好印象を与える。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
firstニュートラル順序・優先順位の説明最も基本的で汎用性が高い。手順を示す時に最適
beforehandフォーマルビジネス・事前準備計画性を強調。メールや公式文書で使うと丁寧
go aheadカジュアル日常会話・許可親しみやすく気軽。相手に先を譲る時の定番
ahead ofニュートラル比較・スケジュール基準点との対比を明確にする。報告で便利
after youフォーマル対面・物理的な譲り合い非常に丁寧。目上の人やフォーマルな場面で好印象

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よくある間違い

I go first before you.

I'll go first. / I'll go before you.

「first」と「before you」を同時に使うと冗長です。順序を示すなら「first」だけで十分。「before you」を使う場合は「first」は不要です。

Please tell me before hand.

Please tell me beforehand. / Please tell me in advance.

「beforehand」は一語です。「before hand」と分けて書くのは誤りです。同じ意味の「in advance」も覚えておくと便利です。

After you go ahead.

After you. / Go ahead.

「After you」と「go ahead」は同じ意味なので、一緒に使うと不自然です。丁寧に言うなら「After you」、カジュアルなら「Go ahead」を単独で使いましょう。

時間的順序と優先順位の表現

「先に」を英語で表現する際、時間的な順序を示すのか、優先順位を示すのかで使う表現が変わります。単純な順序を示す場合は「first」が最も自然です。例えば「Let's discuss the budget first(予算について先に話し合いましょう)」のように、複数の事項の中で最初に扱うものを指す時に使います。一方、計画的に事前準備することを強調したい場合は「beforehand」や「in advance」が適切です。「Please submit the form in advance(フォームを先に提出してください)」のように、期限より前に行動することを示します。ビジネスシーンでは、この違いを理解することが重要です。「We should prepare the materials first」は会議中の順序を示し、「We should prepare the materials beforehand」は会議前の準備を意味します。また、「ahead of schedule(予定より先に)」のように、基準点との比較を明示する表現もよく使われます。状況に応じて適切な表現を選ぶことで、意図が正確に伝わる英語コミュニケーションが実現します。

譲り合いと許可の表現

日常生活やビジネスシーンで、相手に先を譲る場面は頻繁にあります。最もカジュアルでよく使われるのは「go ahead」です。「Go ahead and use the meeting room(会議室を先に使ってください)」のように、相手に許可を与えたり、先に行動してもらう時に使います。より丁寧でフォーマルな表現は「after you」で、ドアを開ける時や狭い通路を譲る時など、物理的な場面でよく使われます。「After you, please」と言うと、相手を立てる丁寧な印象を与えます。ビジネスでは、この使い分けが重要です。同僚に対しては「Go ahead」で問題ありませんが、取引先や上司に対しては「After you」や「Please go first」の方が適切です。また、「You can go first(先にどうぞ)」も中立的で使いやすい表現です。レストランやエレベーターなどでさりげなく使うと、スマートな印象を与えます。文化的にも、英語圏では譲り合いの精神が重視されるため、これらの表現を自然に使えることは、良好な人間関係構築に役立ちます。

よくある質問

Q.「お先に失礼します」を英語で言うには?
A.

職場で先に帰る時は「I'm leaving now」や「I'll be heading out now」が一般的です。より丁寧に言うなら「Excuse me, I'll be leaving first」や「I'm going to leave a bit early today」と状況を添えると良いでしょう。カジュアルな職場なら「See you tomorrow」だけでも問題ありません。

Q.「first」と「at first」の違いは何ですか?
A.

「first」は単純な順序(最初に)を示しますが、「at first」は「最初は(後で変わった)」という対比のニュアンスを含みます。「I'll finish this first(これを先に終わらせる)」は順序、「At first I didn't like it, but now I do(最初は嫌いだったが今は好き)」は変化を示します。

Q.ビジネスメールで「事前に」と伝えたい時は?
A.

ビジネスメールでは「in advance」または「beforehand」が最適です。「Please inform us in advance if you need any changes(変更が必要な場合は事前にお知らせください)」のように使います。「beforehand」も同じ意味ですが、「in advance」の方がやや formal な印象です。

Q.「Go ahead」にはどんな使い方がありますか?
A.

「Go ahead」は許可・譲渡・継続の3つの意味があります。許可は「Go ahead and take a seat(どうぞ座ってください)」、譲渡は「Go ahead, I'll wait(お先にどうぞ、待ちます)」、継続は「Go ahead, I'm listening(続けてください、聞いています)」のように使い分けます。

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