2026年2月最新

sayとtellの違い|文法パターンと使い分けを例文で解説

sayとtellの違いを場面別に徹底解説。文法パターンの違い、日本人が間違えやすい構文、tell以外の「伝える」表現も紹介します。

日本語の「言う」「伝える」を英語にするとき、sayとtellのどちらを使うか迷う方は多いです。最大の違いは文法構造にあります。sayは「何を言ったか」(発言内容)に焦点を当て、tellは「誰に伝えたか」(伝達相手)を必ず必要とします。say to meとは言いますがsay meとは言えず、tell meとは言いますがtell to meとは言いません。この基本ルールを押さえれば使い分けは簡単です。

say / tell 早わかり比較表

比較ポイントsaytell
意味発言の内容を述べる相手に情報を伝える
文法構造say + 内容 / say to + 人tell + 人 + 内容(人が必須)
使う場面セリフの引用・発言内容の報告指示・命令・情報伝達
ニュアンス「何を」言ったかが重要「誰に」伝えたかが重要

場面別の使い分け

1

友人が何と言ったかを別の人に伝える

BESTsay

発言の内容を引用・報告するときはsayを使います。

She said that she would come to the party.

彼女はパーティーに来ると言った。

2

上司が部下に締め切りを伝える

BESTtell

特定の相手に情報を伝える場面ではtellが適切です。tell + 人 + 内容の構文を使います。

The boss told us the deadline was Friday.

上司は締め切りが金曜日だと私たちに伝えた。

3

「さようなら」と言う

BESTsay

挨拶やセリフをそのまま発する場合はsayを使います。say goodbye, say helloなどの定型表現です。

Don't forget to say goodbye before you leave.

帰る前にさよならを言うのを忘れないで。

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4

子どもに嘘をつかないよう伝える

BESTtell

指示や命令を相手に伝えるときはtellを使います。tell + 人 + to不定詞の構文です。

I told my son not to tell lies.

息子に嘘をつかないよう言った。

5

道を尋ねる(道を教えてくれますか?)

BESTtell

情報を相手から教えてもらうときはtellを使います。Could you tell me...?は丁寧な質問の定型表現です。

Could you tell me the way to the station?

駅への道を教えていただけますか?

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よくある間違い

He said me that he was busy.

He told me that he was busy. / He said to me that he was busy.

sayは直接目的語に人を取れません。人を入れる場合はsay to + 人、またはtell + 人を使います。

She told that she was tired.

She said that she was tired. / She told me that she was tired.

tellは必ず「誰に」伝えたかの目的語(人)が必要です。人がない場合はsayを使います。

Can you say me your name?

Can you tell me your name?

「教えてください」のように相手に情報を求めるときはtell meが正しいです。say meという形は英語にありません。

sayの基本的な使い方と文法パターン

sayは発言の内容そのものに焦点を当てる動詞です。主な文法パターンは以下の通りです。(1) say + that節:He said that he was happy.(彼は幸せだと言った。) (2) say + 引用:She said, "I love this song."(彼女は「この曲が大好き」と言った。) (3) say + 名詞:Don't say a word.(一言も言うな。)人を入れる場合はsay to + 人とします:He said to me that...。また、say hello / say goodbye / say sorry / say thank youなど、定型表現でも多用されます。

tellの基本的な使い方と文法パターン

tellは情報を特定の相手に伝えることに焦点を当てます。必ず「誰に」が必要です。主な文法パターンは以下の通りです。(1) tell + 人 + that節:I told him that I was leaving.(彼に出発すると伝えた。) (2) tell + 人 + to不定詞:She told me to wait here.(ここで待つよう言われた。) (3) tell + 人 + 名詞:Can you tell me the time?(時間を教えてくれますか?)例外的にtell the truth(真実を言う)、tell a lie(嘘をつく)、tell a story(話をする)、tell the difference(違いを見分ける)では人なしでも使えます。

間接話法でのsayとtellの使い分け

間接話法(reported speech)では、sayとtellの両方が使えますが構文が異なります。sayは人なしで使えます:She said she was tired.(彼女は疲れたと言った。)tellは必ず人が必要です:She told me she was tired.(彼女は私に疲れたと言った。)どちらも情報の内容は同じですが、tellを使うと「誰に対して言ったか」が明確になります。

よくある質問

Q.say toとtellはまったく同じ意味ですか?
A.

意味は近いですが、ニュアンスが異なります。say toは発言内容に焦点があり、tellは伝達行為と相手に焦点があります。また、tell + 人 + to不定詞(命令・指示)はsay toでは表現できません。

Q.tell a storyやtell the truthはなぜ人が不要なのですか?
A.

これらはtellの慣用表現(イディオム)で、例外的に人なしで使えます。tell the truth, tell a lie, tell a story, tell the time, tell the differenceなどが該当します。これらは丸ごと覚えましょう。

Q.speak, talkとの違いは何ですか?
A.

sayは発言の内容、tellは情報の伝達、speakは話す行為そのもの(フォーマル)、talkは会話・対話(カジュアル)に焦点があります。例:She said hello.(ハローと言った)/ She told me a secret.(秘密を教えてくれた)/ She spoke clearly.(はっきり話した)/ We talked for hours.(何時間も話した)

Q.ビジネス英語ではどちらが多く使われますか?
A.

ビジネスでは情報伝達の場面が多いため、tellが頻出します。特にtell + 人 + that節(報告)やtell + 人 + to不定詞(指示)は日常的に使います。ただしメールでの引用や発言の報告ではsayも多用されます。

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