stillとyetの違い|「まだ」の正しい使い分けを例文で解説
stillとyetはどちらも「まだ」と訳せますが、ニュアンスと使い方が異なります。stillは「状態が続いている」、yetは否定文・疑問文で「まだ〜していない」を表します。正しい使い分けを身につけましょう。
日本語の「まだ」を英語にするとき、stillとyetのどちらを使うべきか迷う学習者は多いです。stillは「ある状態がまだ続いている」ことを表し、肯定文で使うのが基本です。yetは「予想されていることがまだ起きていない」ことを表し、否定文や疑問文で使います。この記事では、両者の違いを場面別に整理します。
still / yet 早わかり比較表
| 比較ポイント | still | yet |
|---|---|---|
| 基本的な意味 | まだ〜している(継続) | まだ〜していない(未完了) |
| 使う文の種類 | 主に肯定文 | 否定文・疑問文 |
| 文中の位置 | 動詞の前(be動詞の後) | 文末 |
| ニュアンス | 予想より長く続いている | 予想されるが未完了 |
場面別の使い分け
まだ仕事をしていることを伝える場面
仕事が継続中であることを表すので、stillを使います。
I'm still working on the report.
まだレポートに取り組んでいます。
まだレポートを終えていないことを伝える場面
否定文で「まだ終えていない」と未完了を表すので、yetを使います。
I haven't finished the report yet.
まだレポートを終えていません。
もう届いたか確認する場面
疑問文で「もう〜しましたか?」と確認するので、yetを使います。
Has the package arrived yet?
荷物はもう届きましたか?
驚きを込めて「まだここにいるの?」と言う場面
予想以上に長く滞在が続いていることへの驚きを表すので、stillです。
Are you still here? I thought you left hours ago.
まだここにいるの?何時間も前に帰ったと思ってた。
返事がまだ来ていないことを報告する場面
否定文で「まだ受け取っていない」という未完了を表すので、yetです。
We haven't received a reply yet.
まだ返事を受け取っていません。
よくある間違い
I don't still understand. (まだわからない、のつもりで)
I still don't understand.
stillは否定文でも使えますが、notの前に置きます。「still don't」の語順が正しいです。
Have you finished still?
Have you finished yet?
「もう終わりましたか?」と疑問文で聞くときはyetを文末に置きます。stillは疑問文では「まだ〜しているの?」という別のニュアンスになります。
I yet haven't decided. (まだ決めていない、のつもりで)
I haven't decided yet.
yetは文末に置くのが基本です。文中に置くのは文語的でまれです。
stillは「継続」、yetは「未完了」
stillの位置:動詞の前、be動詞の後
yetは文末、stillは文中
still否定文とyet否定文のニュアンスの違い
よくある質問
Q.stillとyetのどちらを使えばいいか迷ったら?
肯定文で「まだ〜している」ならstill、否定文で「まだ〜していない」ならyet、疑問文で「もう〜した?」ならyetです。
Q.stillは否定文でも使えますか?
はい、使えます。「I still don't understand.」のようにnotの前に置きます。yetより「まだなの?」という驚きや不満のニュアンスが強くなります。
Q.alreadyとyetの違いは?
alreadyは肯定文で「もう〜した」、yetは否定文で「まだ〜していない」・疑問文で「もう〜した?」に使います。「I've already finished.」「I haven't finished yet.」。
Q.yet to doという表現はどういう意味ですか?
「have yet to do」は「まだ〜していない」というフォーマルな表現です。「I have yet to receive a reply.」(まだ返事を受け取っていない)。ビジネス英語でよく使われます。