「すみません」英語で?謝罪・感謝・呼びかけの使い分け6選【例文付き】
日本語の「すみません」は謝罪・感謝・呼びかけのすべてに使える万能語。英語では場面ごとに適切な表現を選びましょう。
「すみません」は日本語で最も使用頻度の高い表現のひとつで、謝罪(ごめんなさい)、感謝(ありがとう)、呼びかけ(ちょっとすみません)の3つの意味を持ちます。英語にはこれほど多義的な単語はないため、何を伝えたいかによって表現を使い分ける必要があります。この記事では、それぞれの場面に最適な英語フレーズを紹介します。
「すみません」の英語表現
Excuse me.
エクスキューズ ミー
人に声をかける・道を通してもらう・席を立つ場面
Excuse me, could you tell me where the station is?
すみません、駅はどこか教えていただけますか?
Excuse me, is this seat taken?
すみません、この席は空いていますか?
Excuse me, I need to step out for a moment.
すみません、少し席を外させていただきます。
Point人に話しかけるとき、通り道を空けてもらうとき、席を外すときなど、注意を引く場面で使う「すみません」に対応。謝罪ではなく、礼儀正しい呼びかけの表現です。
I'm sorry.
アイム ソーリー
軽い謝罪から真剣な謝罪まで幅広く使える
I'm sorry, I didn't mean to bump into you.
すみません、ぶつかるつもりはなかったんです。
I'm sorry for the late reply.
返信が遅くなりすみません。
I'm sorry, I made a mistake in the report.
すみません、レポートに間違いがありました。
Point謝罪の「すみません」に対応する最も一般的な表現。軽いミスから真剣な謝罪まで使えます。声のトーンや文脈で謝罪の重さが変わります。
Pardon me.
パードゥン ミー
フォーマルな場面での呼びかけ・軽い謝罪
Pardon me, do you have a moment?
すみません、少しお時間よろしいですか?
Pardon me, I didn't catch your name.
すみません、お名前を聞き取れませんでした。
PointExcuse me よりフォーマルな表現。ビジネスの場やフォーマルなイベントで使われることが多いです。聞き返すときの Pardon?(もう一度おっしゃってください)としても使えます。
My apologies.
マイ アポロジーズ
ビジネスでの丁寧な謝罪
My apologies for the confusion. Let me clarify the schedule.
混乱させてしまいすみません。スケジュールを明確にさせてください。
My apologies, I should have informed you earlier.
すみません、もっと早くお知らせすべきでした。
My apologies for any inconvenience this may have caused.
ご不便をおかけして申し訳ございません。
PointI'm sorry よりフォーマルで、ビジネスメールや公式な場面で使われる謝罪表現。個人的な感情よりも、プロフェッショナルな姿勢を示します。
I beg your pardon.
アイ ベッグ ユア パードゥン
非常にフォーマルな場面での謝罪・聞き返し
I beg your pardon, I didn't realize you were speaking.
大変失礼しました。お話し中だとは気づきませんでした。
I beg your pardon? Could you repeat that?
すみません、もう一度おっしゃっていただけますか?
Point非常にフォーマルな謝罪表現。日常会話ではほとんど使われず、格式のある場面で使います。疑問形で使うと「もう一度おっしゃってください」という聞き返しの意味になります。
Sorry to bother you.
ソーリー トゥ ボザー ユー
忙しい相手に声をかけるときの前置き
Sorry to bother you, but could you help me with this?
すみません、お忙しいところ恐縮ですが、手伝っていただけますか?
Sorry to bother you again, but I have one more question.
何度もすみませんが、もうひとつ質問があります。
Sorry to bother you. I just need a quick confirmation.
すみません、ちょっと確認だけさせてください。
Point相手の時間を奪うことへの配慮を示す表現。忙しそうな相手に話しかけるときに使い、「すみません、ちょっとよろしいですか」のニュアンスに対応します。
使い分け比較表
| 表現 | レベル | 使用場面 | ニュアンス |
|---|---|---|---|
| Excuse me. | ニュートラル | 呼びかけ・道を尋ねる | 注意を引く丁寧な声かけ |
| I'm sorry. | ニュートラル | 謝罪全般 | 最も一般的な謝罪表現 |
| Pardon me. | フォーマル | フォーマルな呼びかけ | Excuse me よりフォーマル |
| My apologies. | フォーマル | ビジネスでの謝罪 | プロフェッショナルな謝罪表現 |
| I beg your pardon. | フォーマル | 格式ある場面での謝罪 | 最もフォーマル。聞き返しにも使う |
| Sorry to bother you. | ニュートラル | 忙しい相手への声かけ | 相手への配慮を示す前置き |
よくある間違い
I'm sorry. (感謝の場面で)
Thank you.
日本語では「すみません」を感謝の意味で使いますが、英語で I'm sorry と言うと謝罪になります。ドアを開けてもらったときなど、感謝の場面では Thank you. を使いましょう。
Excuse me. (深刻な謝罪の場面で)
I sincerely apologize. / I'm truly sorry.
Excuse me は軽い呼びかけや軽微な失礼に使う表現で、重大なミスや深刻な謝罪には不適切です。大きなミスには I sincerely apologize. や I'm truly sorry. を使いましょう。
Sorry, sorry, sorry. (連発する)
状況に応じた適切な一回の謝罪
日本人は「すみません」を連発しがちですが、英語で Sorry を何度も繰り返すと、不安そうに見えたり、誠意が薄く感じられることがあります。一度しっかりと謝り、解決策を提示する方が効果的です。
「すみません」の3つの意味と英語表現
日本人が陥りやすい「Sorry の使いすぎ」問題
よくある質問
Q.「すみません」と「ごめんなさい」は英語で違いますか?
英語では両方とも I'm sorry で表現できますが、「すみません」の方が軽い謝罪を含みます。カジュアルに「ごめん」と言うなら Sorry.、丁寧な謝罪なら I apologize. と使い分けます。重要なのは、「すみません」が持つ感謝や呼びかけの意味は I'm sorry では伝わらないという点です。
Q.店員さんを呼ぶときの「すみません」は?
レストランで店員を呼ぶときは Excuse me. が基本です。手を軽く上げてアイコンタクトを取りながら言うのが自然です。英語圏では大きな声で呼ぶよりも、アイコンタクトで合図するのが一般的です。
Q.ビジネスメールで「すみません」はどう書きますか?
ビジネスメールでの謝罪は I apologize for the delay.(遅れて申し訳ありません)や My apologies for the inconvenience.(ご不便をおかけして申し訳ありません)が適切です。カジュアルな社内メールなら Sorry for the late reply. でも構いません。
Q.「すみません、もう一度言ってください」は英語で?
Sorry, could you say that again?(カジュアル)、Pardon me, could you repeat that?(フォーマル)、I'm sorry, I didn't quite catch that.(ビジネス)など、場面に応じて使い分けます。
Q.Sorry と Excuse me の使い分けは?
Sorry は謝罪に使い、Excuse me は呼びかけや軽い失礼に使います。人にぶつかった場合は Sorry.(謝罪)、人の前を通るときは Excuse me.(呼びかけ)です。ただし軽微な失礼(くしゃみ、げっぷなど)にも Excuse me. を使います。