2026年2月最新

「馬の耳に念仏」を英語で言うと?無駄な説得を表す表現

「馬の耳に念仏」という諺は、相手に理解する能力や意欲がない時、どんなに良い話をしても無駄であることを教えています。英語には同様の意味を持つ諺が複数あり、状況に応じて使い分けることができます。

助言や説明が相手に全く届いていない時、理解されない説得を続けている時、価値が分からない相手に無駄な努力をしている時に使います。 最も一般的な英語表現は「It's like talking to a brick wall」 聖書由来の「Casting pearls before swine」は文学的で格調高い表現 「It's falling on deaf ears」は聞く耳を持たない状態を直接的に表現 カジュアルには「It's going in one ear and out the other」が使いやすい

馬の耳に念仏」の英語表現

1

It's like talking to a brick wall

イッツ ライク トーキング トゥ ア ブリック ウォール

カジュアル

話が全く通じない相手への不満を表現する最も一般的な表現

I've explained it five times, but it's like talking to a brick wall. He just doesn't listen.

5回説明したけど、馬の耳に念仏だよ。彼は全然聞いていない。

Trying to convince her to change her mind is like talking to a brick wall.

彼女に考えを変えてもらおうとするのは馬の耳に念仏だ。

Point非常に一般的でカジュアルな表現。やや不満や諦めのニュアンスを含みます。日常会話で最も頻繁に使われます。

2

Casting pearls before swine

キャスティング パールズ ビフォー スワイン

フォーマル

価値が分からない相手に貴重なものを与える無駄さを表す聖書由来の表現

Explaining complex literature to someone who doesn't appreciate it is like casting pearls before swine.

文学を理解しない人に複雑な文学を説明するのは馬の耳に念仏だ。

I realized I was casting pearls before swine when he fell asleep during my presentation.

彼がプレゼン中に寝てしまった時、馬の耳に念仏だと気づいた。

Point聖書(マタイ伝7:6)に由来する格調高い表現。文学的で教養を感じさせますが、やや古風で日常会話では少ない印象です。

3

It's falling on deaf ears

イッツ フォーリング オン デフ イアーズ

ニュートラル

助言や訴えが聞き入れられない状況を表す

I keep warning him about the risks, but my advice is falling on deaf ears.

リスクについて警告し続けているけど、馬の耳に念仏だ。

The team's concerns about the deadline are falling on deaf ears with management.

締切についてのチームの懸念は、経営陣には馬の耳に念仏だ。

Point比較的フォーマルで、ビジネスや公的な文脈でも使えます。特に上層部や権威者が聞く耳を持たない状況を表す時に効果的です。

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4

It's going in one ear and out the other

イッツ ゴーイング イン ワン イア アンド アウト ジ アザー

カジュアル

話を聞いているようで全く記憶に残っていない状況を表す

I told him the instructions three times, but it's going in one ear and out the other.

指示を3回言ったけど、馬の耳に念仏で全然覚えていない。

When I try to teach my kids about saving money, it goes in one ear and out the other.

子供たちにお金を貯める大切さを教えようとしても、馬の耳に念仏だ。

Point非常にカジュアルで親しみやすい表現。特に子供や若者が話を聞き流す様子を表す時によく使われます。

5

They don't appreciate the value

ゼイ ドント アプリシエイト ザ バリュー

ニュートラル

価値を理解しない相手について説明的に述べる表現

I gave them detailed feedback, but they don't appreciate the value of constructive criticism.

詳細なフィードバックをしたけど、建設的批判の価値が分からないみたいで、馬の耳に念仏だ。

Some clients just don't appreciate the value of quality work. It's frustrating.

質の高い仕事の価値が分からないクライアントもいる。馬の耳に念仏で、もどかしいよ。

Point諺ではなく直接的な説明。ビジネスや専門的な文脈で、相手の理解不足を冷静に指摘する時に使えます。

使い分け比較表

表現レベル使用場面ニュアンス
It's like talking to a brick wallカジュアル日常会話、不満の表現諦めや不満を含む
Casting pearls before swineフォーマル文学的・教養的な文脈格調高く古風
It's falling on deaf earsニュートラルビジネス、公的な訴えやや公式的
It's going in one ear and out the otherカジュアル家族、子供への注意親しみやすく軽快

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よくある間違い

Like Buddha to horse ear

It's like talking to a brick wall

直訳は英語として意味が通じません。英語の慣用表現を使いましょう。

It's falling to deaf ears

It's falling on deaf ears

前置詞は「on」を使います。「to」では意味が変わってしまいます。

Casting pearls to swine

Casting pearls before swine

聖書の原文通り「before」を使います。「to」では誤りです。

「馬の耳に念仏」の英語表現を状況別に使い分ける

この諺を英語で伝える際は、相手との関係性と状況の深刻さを考慮します。日常的な不満や軽い諦めを表現する場合は「It's like talking to a brick wall」や「It's going in one ear and out the other」が自然です。一方、ビジネスで上層部や権威者が部下の意見を聞かない状況では「Our concerns are falling on deaf ears」がより適切です。「Casting pearls before swine」は文学的で格調高いため、教養ある相手との会話や書き言葉で使うと効果的ですが、日常会話では大げさに聞こえる可能性があります。また、「They don't appreciate the value」は諺ではなく直接的な説明なので、客観的に状況を分析する際に便利です。

無駄な努力を伝える文化的ニュアンスの違い

日本語の「馬の耳に念仏」は仏教文化に根ざした表現ですが、英語の「Casting pearls before swine」はキリスト教文化を反映しています。どちらも「価値が分からない相手に貴重なものを与える無駄」を教えていますが、文化的背景が異なります。現代の英語では宗教色の薄い「It's like talking to a brick wall」の方が一般的です。また、西洋文化では直接的なコミュニケーションが好まれるため、「They're not listening」や「They don't understand the value」のように明示的に状況を説明することも多くあります。日本語の諺が持つ婉曲的な表現を、相手の文化に合わせて直接的または諺的に使い分けることが、効果的なコミュニケーションの鍵となります。

よくある質問

Q.「馬の耳に念仏」を英語で一番よく使われる表現は?
A.

「It's like talking to a brick wall」が最も一般的です。日常会話で頻繁に使われ、誰にでも通じる自然な表現です。

Q.「Casting pearls before swine」はどんな場面で使う?
A.

文学的な文脈や教養ある会話、書き言葉で使います。聖書由来の格調高い表現なので、カジュアルな日常会話では大げさに聞こえることがあります。

Q.ビジネスで上司に使っても失礼にならない表現は?
A.

「I'm concerned that our feedback is falling on deaf ears」のように、「falling on deaf ears」を使うとフォーマルで適切です。

Q.子供が話を聞かない時はどの表現がいい?
A.

「It's going in one ear and out the other」が親しみやすく、家族の会話に最適です。

Q.これらの表現を使う時の注意点は?
A.

どの表現も諦めや不満のニュアンスを含むため、相手を直接批判する文脈では避けましょう。第三者について話す時や、状況を説明する時に使うのが適切です。

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