used to と would の違い|過去の習慣の使い分けを例文で解説
「昔は〜したものだ」を表すused toとwould。どちらも過去の習慣を表しますが、使える場面に重要な違いがあります。
「昔は〜したものだ」「以前は〜だった」と英語で言いたいとき、used toとwouldの2つの表現があります。どちらも過去の習慣を表せますが、used toは「過去の状態」にも使えるのに対し、wouldは「過去の繰り返し動作」にしか使えません。この違いを理解しないと、不自然な英語になってしまいます。この記事では、両者の核心的な違いと使い分けのルールを詳しく解説します。
used to / would 早わかり比較表
| 比較ポイント | used to | would |
|---|---|---|
| 過去の習慣(動作) | 使える(I used to swim every day.) | 使える(I would swim every day.) |
| 過去の状態 | 使える(I used to live in Tokyo.) | 使えない(I would live in Tokyo. は不自然) |
| 現在との対比 | 強く含意(今はもうしない) | 弱い(文脈次第) |
| 感情・ノスタルジー | 中立的な事実の叙述 | 懐かしさや感慨を含む |
場面別の使い分け
「以前は東京に住んでいた」と過去の状態を述べたい
liveは状態動詞なので、wouldは使えません。過去の状態にはused toを使います。
I used to live in Tokyo.
以前は東京に住んでいました。
「子どもの頃、毎週末釣りに行ったものだ」と懐かしく語りたい
繰り返しの動作を懐かしさを込めて語るとき、wouldが自然です。
When I was a child, I would go fishing every weekend.
子どもの頃、毎週末釣りに行ったものです。
「昔はコーヒーが好きじゃなかった」と過去の好みを述べたい
likeは状態動詞なので、wouldは使えません。used toが唯一の選択肢です。
I didn't use to like coffee.
昔はコーヒーが好きではなかったんです。
「祖母はよく物語を聞かせてくれた」と思い出を語りたい
過去の繰り返し動作を感慨深く回想する文脈では、wouldが適切です。
My grandmother would tell us stories every night.
祖母は毎晩私たちに物語を聞かせてくれたものです。
「以前はもっと車が少なかった」と過去の一般的な状態を述べたい
「〜があった/なかった」という存在・状態の記述にはused toを使います。
There used to be fewer cars on the road.
以前は道路に車がもっと少なかったものです。
よくある間違い
I would live in Osaka when I was young.
I used to live in Osaka when I was young.
liveは状態動詞なので、wouldと一緒に使うことはできません。過去の状態にはused toを使います。
I use to play tennis.
I used to play tennis.
肯定文ではused to(dが必要)です。否定文のdidn't use toやDid you use to...?ではdが落ちます。
I am used to wake up early. (以前は早起きだった、の意味で)
I used to wake up early.
「be used to + 動名詞」は「〜に慣れている」という現在の意味です。過去の習慣を表す「used to + 原形」と混同しないようにしましょう。
used toが使える場面・使えない場面
wouldが使える場面と注意点
used toとbe used toの違いに注意
よくある質問
Q.used toとwouldの最大の違いは何ですか?
最大の違いは、used toは「過去の状態」にも使えるのに対し、wouldは「過去の繰り返し動作」にしか使えないことです。例えば「以前は背が低かった(I used to be short)」ではwouldは使えません。
Q.would always とused to always は同じ意味ですか?
動作動詞であれば、ほぼ同じ意味になります。ただしwouldの方が懐かしさや感慨を込めたニュアンスが加わり、used toの方が客観的な事実の叙述に向いています。
Q.used toの否定形はどう作りますか?
「didn't use to」が標準的な否定形です。例:I didn't use to like vegetables.(以前は野菜が好きではなかった)。イギリス英語では「used not to」という形も見られますが、使用頻度は低いです。
Q.be used to doing と get used to doing の違いは?
be used to doingは「〜に慣れている」という状態を表し、get used to doingは「〜に慣れる」という変化のプロセスを表します。どちらもused to + 原形(過去の習慣)とは全く別の表現です。