2026年2月最新

wouldとused toの違い|過去の習慣と状態の使い分けを例文で解説

wouldとused toはどちらも「昔は〜したものだ」と過去の習慣を表しますが、used toは過去の状態にも使えるのに対し、wouldは動作の繰り返しにしか使えません。この違いを理解しましょう。

wouldとused toはどちらも過去の習慣を表しますが、使える場面が異なります。used toは「以前は〜だった(今は違う)」という過去の習慣と状態の両方に使えます。wouldは過去の繰り返しの動作にのみ使え、状態には使えません。また、used toは「今はもうしていない」という暗示がありますが、wouldにはその含みがありません。

would / used to 早わかり比較表

比較ポイントwouldused to
過去の動作(繰り返し)使える(昔は〜したものだ)使える(以前は〜していた)
過去の状態使えない使える(以前は〜だった)
「今は違う」の暗示なし(今も続いている可能性がある)あり(今はもうしていない)
文脈の必要性過去だと分かる文脈が必要単独で過去を表せる

場面別の使い分け

1

「子どもの頃、よく公園で遊んだものだ」と回想する

BESTwould

過去の繰り返しの動作を回想するのでwouldが自然。used toも可能。nostalgicな響きがある。

When I was a child, I would play in the park every day.

子どもの頃、毎日公園で遊んだものだ。

2

「以前はこの辺にコンビニがあった」と過去の状態を述べる

BESTused to

「コンビニがあった」は状態なのでwouldは使えない。used toのみ可能。

There used to be a convenience store around here.

この辺にコンビニがあったんだけどね。

3

「昔は長い髪だった」と外見の変化を述べる

BESTused to

「長い髪だった」は状態動詞haveの過去なのでwouldは使えない。

She used to have long hair, but now it's short.

彼女は昔は長い髪だったけど、今は短い。

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4

「祖父はよく戦争の話をしてくれたものだ」と回想する

BESTwould

繰り返しの動作を懐かしく回想する場面ではwouldが文学的で感傷的な響きを持つ。

My grandfather would often tell us stories about the war.

祖父はよく戦争の話をしてくれたものだ。

5

「以前はタバコを吸っていたが今はやめた」と伝える

BESTused to

「今はやめた」という対比を明確にするのでused toが適切。wouldは「今は違う」の暗示がないため不向き。

I used to smoke, but I quit five years ago.

以前はタバコを吸っていたけど、5年前にやめた。

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よくある間違い

I would live in Osaka when I was young.

I used to live in Osaka when I was young.

liveは状態動詞なのでwouldは使えません。「以前住んでいた」という過去の状態にはused toを使います。

I use to play tennis.

I used to play tennis.

used toの過去形はused toのままです。useに変えないでください。ただし否定形はdidn't use toとuseになります。

I am used to wake up early. (以前は早起きしていたの意味で)

I used to wake up early.

be used toは「〜に慣れている」(現在の状態)、used toは「以前は〜していた」(過去の習慣)です。意味が全く異なります。

状態動詞と動作動詞の区別がポイント

wouldが使えない状態動詞には、be(〜である)、have(持っている)、live(住んでいる)、know(知っている)、like(好きである)、believe(信じている)、belong(属している)などがあります。これらは「動作」ではなく「状態」を表すので、wouldで繰り返しを表現できません。I used to know her.(以前は彼女を知っていた)は正しいですが、I would know her.は「彼女を知っていたものだ」とは解釈されません。

used to / be used to / get used toの違い

この3つは形が似ていますが意味が全く異なります。used to + 動詞原形は「以前は〜していた」(過去の習慣)。be used to + 名詞/動名詞は「〜に慣れている」(現在の状態)。get used to + 名詞/動名詞は「〜に慣れる」(変化のプロセス)。I used to live alone.(以前は一人暮らしだった)。I'm used to living alone.(一人暮らしに慣れている)。I'm getting used to living alone.(一人暮らしに慣れてきている)。

wouldの回想的ニュアンス

wouldを過去の習慣に使うと、ノスタルジックで文学的な響きが出ます。小説や回想録でよく使われる表現です。Every summer, we would visit my grandparents' farm.(毎年夏、祖父母の農場を訪ねたものだ)。このwouldはwhenやeveryなど過去だと分かる文脈の中で使います。文脈なしにI would play tennis.と言っても、仮定法(テニスをするのに)と混同されます。

よくある質問

Q.used toの否定形はどうなりますか?
A.

didn't use to(useにdが付かない)が一般的です。I didn't use to like coffee.(以前はコーヒーが好きではなかった)。used not toという形もありますがフォーマルで古風です。never used toも使われます。

Q.used toの疑問形はどう作りますか?
A.

Did you use to...?が最も一般的です。Did you use to live in Tokyo?(以前東京に住んでいましたか?)。Used you to...?という形は文法的に存在しますが、現代英語ではほぼ使われません。

Q.wouldとused toを両方使える場合はどちらが良いですか?
A.

動作の繰り返しの場合、used toは事実を淡々と述べるニュアンス、wouldは懐かしむニュアンスがあります。日常会話ではused toが一般的で、小説やスピーチの回想シーンではwouldが効果的です。

Q.used toに現在形はありますか?
A.

ありません。used toは常に過去の意味です。現在の習慣を表すにはusually, normally, alwaysなどの副詞を使います。I usually go jogging in the morning.(いつも朝ジョギングに行く)。

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